ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2019-05

[米ドル円]日米首脳会談控えもみ合い

(米ドル円日足)


週明け東京市場では日本の1-3月期GDPが予想を大きく上回った事で株価が堅調に推移。リスクオンの円安の動きが強まりドル円は一時110円31銭まで上昇した。
一方、米国のファーウェイの輸出禁止措置の発動を受け中国との対立が激化する中で不透明感が広がりドル円の上値は抑えられた。
欧米株式市場も軟調な地合いで推移する中ドル円は一時109円80銭まで押し戻された。
しかし、既に先週からファーウェイへの輸出禁止措置を発動しており大分織り込んでいたのか下値も限定的となった。
今週末に控える日米首脳会談では日本と協力して中国への締め付けを強化するとみられるだけに、円高要因にはなりづらい。
ただ、積極的に円安も進みにくい地合いであり目先は110円を挟んでのもみ合いを予想する。

ドル円予想レンジ:110円30銭(38.2%)~109円80銭

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[ユーロ米ドル]欧州議会選挙控えリスク高まる

(ユーロ米ドル日足)


先週から下落が続いたユーロドルもここにきて下げ止まりを見せている。
イタリア財政赤字問題も大分織り込んできており、自動車輸入に対する関税発動を6カ月間延期することから目先安心感が広がっている。
ただ、23日から始まる欧州議会選挙ではEUに批判的な政党が議席を伸ばすのではといった見方もあり積極的にユーロは買いにくい。
長期的なユーロ下落トレンドは依然として継続しており戻り売りスタンスで臨みたい。
上値目途としてはボリンジャーバンドの中心線でありフィボナッチ38.2%戻しとなる1.12ドル付近。

ユーロドル予想レンジ: 1.1200(38.2%、BB中心)~ 1.1150

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[豪ドル円]与党連合過半数獲得で豪ドル買い

(豪ドル円日足)


先週末行われた豪州総選挙では与党連合が予想に反して逆転勝利。議席数も過半数獲得したことで週明けシドニー市場で豪ドルは上昇。
先週末の終値75円ミドルから一気に76円20銭まで上昇して始まった。その後日本のGDPが予想を上回り株価が上昇するとこの日の高値となる76円39銭まで買いが進んだ。その後は利食い売りなどに押されたものの底堅い動きで推移。
結局1月4日の安値75円25銭を下回らずに反発に転じたことで目先の底値を確認した格好だ。
米中摩擦による中国景気減速懸念や国内雇用悪化など豪ドルにとって上値を抑える要因は尽きない。しかし、目先はこれまでの反動による買い戻しが入りやすい地合いが続くとみる。

豪ドル円予想レンジ: 76円70銭(50%)~ 75円80銭

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[全般]米中摩擦激化でも円安へ

米国企業がファーウェイとの取り引き中止の動きに対して中国が反発するなど米中摩擦が激化する中で全般に株式市場が軟調な地合いで推移。一方、ドル円は底堅い動きが続くなど市場は米中摩擦による警戒感を織り込んできたように見える。

週明け東京市場では早朝に発表された日本の1-3月期GDPが年率2.1%と予想を大きく上回った。これを受け日経平均株価は先週末のNY株式市場が下落して終わったにも拘らず上昇。ドル円は110円31銭まで買いが進んだ。
一方、上海総合指数は米国が中国通信機大手ファーウェイの輸出禁止措置を発動したことなどから下落して終わった。
グーグルやアルファベットなどの米国大手企業がファーウェイとの取引を中止するとの見通しが示された。それに対して中国外務省が「ファーウェイと取引を停止した企業とは取引を控える」など対抗措置を打ち出す構えが示されたことで米中摩擦激化への懸念から欧米株式市場は軟調に推移。ドル円も一時110円を割り込む場面も見られた。
しかし、ユーロやポンドなどのクロス円が下げ止まったことなどからドル円も110円台に乗せて引けている。
米中の貿易摩擦激化による企業への影響がどこまで進むのか、株式市場にとっては不安が残る。
為替市場では過度な円高に対する警戒感が後退し、円安の動きがみられるものの積極的に円を売る地合いでもない。
週末には日米首脳会談を控え動きづらい状況が続くものの、少なくとも円高に進むリスクは低下しているように見える。

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商号:ヒロセ通商株式会社
業務内容:第一種金融商品取引業
登録番号:近畿財務局長(金商)第41号
加入協会:一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562)

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