ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2019-05

[米ドル円]過度な円高への反動

(米ドル円日足)


上海総合指数が堅調な地合いで推移する中、ドル円も110円前半での底堅い動きが続いた。
欧州時間には米国がファーウェイの制裁措置の一部を3か月間猶予するとの報道で円は全面安。NY株式市場も三指数ともに三日ぶりの反発となったことでドル円は110円68銭まで上昇。過度な警戒感が後退し円は全面安となった。
110円70銭付近はフィボナッチ50%戻しとなり一先ず上値は抑えられている。
この少し上の110円85銭は一目の雲の下限でありボリンジャーバンドの中心線でもあることから強いレジスタンスとして意識される。
ファーウェイの猶予はあくまで国内企業のためであり中国との摩擦は依然として継続される。
111円付近はトランプ大統領が中国に対する2000億ドル相当の関税引き上げを表明した直後のレベルであり、このレベルを上抜ける可能性は今の時点では低いとみる。

ドル円予想レンジ:110円85銭(雲の下限、BB中心)~110円10銭

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[ポンド米ドル]国民投票の再実施を問う

(ポンド米ドル日足)


東京時間にレッドサム英下院議長が「必要なら合意無き離脱も可能とすべき」と発言したことでポンドは1.2685まで下落した。
その後「メイ首相がEU離脱を巡り新提案を発表する」「新提案には関税同盟や第二回国民投票が含まれている」と伝わったことで1.27ミドル付近まで買い戻された。
その後メイ首相が来月初旬に議会へ提出予定の離脱関連法案に「2回目の国民投票実施を英議会に諮る」と発言したことでポンドは一気に1.2810付近まで上昇。しかし、既に織り込んでいたことや与党のEU離脱強硬派から反発の声が相次いだことで下落。結局上昇前のレベルの1.27ドル付近まで押し戻されて往って来いとなった。
下落が続いたポンドのショートカバーが入るかと思われたが結局上値の重さを確認した格好だ。
国民投票実施が議会を通らない場合はメイ首相退陣にもつながりかねないだけに不透明感は依然として燻る中で一段のポンド売りが強まる可能性が高い。

ポンドドル予想レンジ: 1.2800~1.2660(BB下限)

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[豪ドル円]利下げ期待から売り

(豪ドル円日足)


東京時間に公表されたRBA議事要旨で「労働市場の更なる改善が見られなければ利下げが適切」との内容を受け豪ドルは下落。その後ロウRBA総裁が「6月の理事会で利下げを検討するだろう」「利下げは雇用を支援しインフレを目標に引き上げる」と発言したことで豪ドル円は75円62銭まで下落した。
その後米国がファーウェイの制裁措置の一部を3か月間猶予するとの報道で買い戻しが入り76円台を回復して引けている。
RBAの利下げ観測は既に年初から示されていることからそれ程大きなインパクトにはならない。問題はその後も利下げが継続されるかどうかに集まるだけに、一先ず今回の利下げ観測の影響は一巡したとみる。
市場の過度なリスク回避の動きが後退していることから円安が豪ドル円をもう一段押し上げるとみる。

豪ドル円予想レンジ: 76円70銭(50%)~ 75円80銭

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[全般]過度な米中摩擦懸念後退で円安ドル高

米中貿易摩擦激化への懸念が株式市場を押し下げ円高が続いていた。しかし、昨日は米国が一部制裁を猶予するとの報道でドル円やクロス円が反発。ドル円は110円ミドル付近まで押し戻されている。
昨日の東京市場では豪ドルに注目が集まった。この日公開されたRBA議事要旨は利下げの可能性に関して議論されていたことが明らかとなった。その後ロウRBA総裁が「6月の理事会で利下げを検討するだろう」と発言したことで豪ドル売りが強まった。
また、レッドサム英下院議長が「必要なら合意無き離脱も可能とすべき」と発言するとポンドが下落に転じた。
欧州市場が始まったところでドル円は上昇。米国がファーウェイの制裁措置の一部を3か月間猶予するとの報道が伝わるとドル円クロス円ともに買いが集まった。
NY市場が始まったところで発表された米4月中古住宅販売件数は-0.4%と予想の2.7%を大きく下回ったが市場への影響は限定的となった。それだけ米中問題に市場の注目が集まっているということだろう。
その後ポンドが大きく反発。メイ首相が「2回目の国民投票を英議会に提案」と発言したことで一気に買いが入った。しかし、その後、与党保守党のEU離脱強硬派から反発の声が相次いだことで再び売りが強まりほぼ往って来いとなった。
一方、NY株式市場は三指数ともに反発したことから円安の動きは継続。また、米長期金利も上昇したことでドル円はこの日の高値となる110円68銭まで上昇。
一先ず米中問題に対する過度な警戒感が後退したことで目先はドル円やクロス円の買い戻しの動きが続きそうだ。
しかし、あくまで米国内企業に対して猶予期間を与えただけで中国に対する圧力は変わらない。

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商号:ヒロセ通商株式会社
業務内容:第一種金融商品取引業
登録番号:近畿財務局長(金商)第41号
加入協会:一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562)

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