ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2019-05

[米ドル円]再び米中懸念でリスクオフの円高

(米ドル円日足)


ファーウェイに対する制裁措置の一部を3か月間猶予するとの報道で一先ず安心感が広がりドル円は東京市場で110円63銭まで上昇。しかし、米国が中国企業ハイクビジョン社に対する米製品の禁止措置を検討しているとの報道で再びリスク回避の円買いが強まりドル円は110円24銭まで下落した。
これを受けNY株式市場は三指数ともに下落したものの小幅に留まるなど反応は徐々に低下している。
FOMC議事要旨では利下げを示す文言は見当たらないものの市場は既に2回程度の利下げを織り込んでおりドル売り圧力は限定的とみる。
目先は110円台でのもみ合いに入ったとみて110円近辺では買いを入れたい。

ドル円予想レンジ:110円70銭(基準値)~110円05銭(38.2%)

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[ユーロ米ドル]欧州議会選挙とECB議事要旨

(ユーロ米ドル日足)


今日から始まる欧州議会選挙ではこれまで過半数を占めていた親EU派が議席を減らしEU懐疑派の勢いが増す見通しだ。結果的にEUの結束が弱まればユーロ売りが更に強まることになる。ただ、選挙は26日に結果が示されるまでは時間があり、その間はユーロ売りも限界がありそうだ。
今日はECB議事要旨が公開されるが米中摩擦などにより利上げ時期が延期されることは既に織り込んでいる。
寧ろ、タカ派的な内容が少しでもみられるようならユーロの買い戻しに繋がる。
しかし、長期的な下落トレンドは続いており戻り売りスタンスで臨みたい。

ユーロドル予想レンジ: 1.1190(38.2%、BB中心)~1.1110

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[南アフリカランド円]大統領再選とSARB会合

(南アフリカランド円日足)


8日に行われた総選挙でラマポーザ大統領が再選され過半数の議席を獲得したことで一先ず市場に安心感が広がった。ただ、経済の低迷をどこまで立て直すことができるのか不透明感は残る。
そんな状況下で今日は南ア中銀SARBの政策会合が開かれる。
会合では現行の政策金利6.75%を維持すると予想されるが、景気に慎重な判断が示され利下げ観測が高まるようならランド売りが強まる可能性が高い。
反対にインフレに対する警戒感が示されるようならランド買いに反応するだろう。
日本からの投資意欲は強く、最終的にランド円の上昇に繋がるとみており長期スタンスでの押し目買いを狙いたい。

南アランド円予想レンジ: 7円75銭(38.2%)~7円57銭(BB下限)

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[全般]米中摩擦とEU議会選挙

米国はファーウェイに続き他の中国企業などに対する米国製品の禁止措置を検討しているとの報道で株価は軟調な地合いとなった。米長期金利は低下しドル円クロス円ともに上値の重い展開となっている。
昨日の東京市場では前日のNY株式市場の反発を受けドル円は110円63銭まで買われる場面も見られた。米中貿易摩擦への過度な警戒感が後退したことでリスクオンの動きが強まった。
しかし、その後「米国が中国の監視カメラ大手ハイクビジョンに対する米製品の禁止措置を検討している」とのNYタイムズ紙の報道で再び米中摩擦懸念が拡大。
NY株式市場は前日と打って変わり再び三指数ともに軟調な地合いで始まった。また、米長期金利も2.4%を割り込み原油価格も低下したことでリスクオフの円高が強まりドル円は110円前半まで押し戻された。
注目されたFOMC議事要旨は「大半のメンバーは引き続き見通しの下振れリスクを指摘」「当面の間忍耐強い政策が適切と判断」など、これまでの内容を踏襲するもので市場への影響は限定的となった。
市場は米中貿易摩擦への懸念は残るものの大分慣れ始めており、今日から始まる欧州議会選挙に市場の注目が集まりそうだ。
5年ごとに行われる議会選挙は今後のユーロ統合に影を落とす結果となる可能性がある。
欧州議会ではこれまで過半数を占めていた親EU会派が議席を減らす一方でEUに懐疑的な会派が3割に届くと予想している。
もし、予想以上に親EU会派が議席を減らすようならユーロ売りが強まりポンドの買い戻しに繋がりかねない。
市場は各国金融政策への関心が低下しているだけに新たな材料に反応しやすいので注目したい。

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商号:ヒロセ通商株式会社
業務内容:第一種金融商品取引業
登録番号:近畿財務局長(金商)第41号
加入協会:一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562)

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