ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2019-06

[米ドル円]クロス円の売りに押される

(米ドル円2時間足)

USD_JPY_20190614_2jikanashi.jpg

東京市場が始まったところで豪州5月雇用統計が発表され豪ドルと同時にドル円も下落に転じた。失業率が予想以上に上昇したことで豪ドルが下落すると同時にドル円でも売りが散見。豪ドル円の売りだけではなく投機的なドル円の売りが出たとの見方が広がった。
その後は窓を埋めるようにじりじりと買い戻しが入った。
欧州市場が始まったところでホルムズ海峡でタンカーが攻撃されたことが伝わったがドル円は殆ど反応なし。リスクオフの円買いには繋がらなかったことはそれだけドル円取引を控えるところが増えていると考えられる。
その後NY株式市場が三指数ともに三日ぶりに反発。ドル円は108円53銭まで上昇。しかし、このレベルは東京市場でドル円が下落する直前のレベルであり上値が抑えられた。
円買い材料でも円売り材料でも反応しにくくなっているドル円だが、それだけエネルギーも蓄積されているとみている。
2時間足の短期チャートを見ると底値が少しずつ切り上げっていることから109円台を一度試しに行く可能性が高いとみる。

ドル円予想レンジ:108円90銭(50%)~108円00銭

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[ユーロ米ドル]下降チャネルに戻る

(ユーロ米ドル日足)

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ユーロドルは依然上値の重い展開が続いている。
下降チャネルの上限を上抜いたものの、その後は再びチャネル内に押し戻されている。
イタリア財政赤字問題を巡りEUとの軋轢が増す中で、イタリアの両副首相が公共部門の納入企業などへの支払いをユーロではなくミニBOTと名付けた借用書で行うことを協議する方針を示した。これは最終的にユーロからの離脱の可能性を示すものとの見方もあり、ユーロ売りを促した。
ただ、この動きが実際に実行されるかどうかは時期尚早で、今の時点ではユーロにとって影響は少ない。
下降チャネルの最上限を下回ったものの、その下には2番目の上限が位置することから、このレベルを下回らないようなら再度上値を試す可能性を残す。

ユーロドル予想レンジ:1.1300~1.1230(50%)

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[豪ドル米ドル]失業率上昇で豪ドル売り

(豪ドル米ドル4時間足)

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昨日の東京時間に発表された豪州5月雇用統計では新規雇用者数が4.23万人と予想の1.75万人を大きく上回った。一方、失業率は5.2%と予想の5.1%を上回った事で豪ドルは売りで反応。発表前に買いが強まった反動もあり0.6930から0.6904まで下落した。雇用者増に反応しなかったということはそれだけ豪ドル売りを仕掛けやすい地合いであったということだろう。
市場はRBAが年内に更に1-2回の利下げを行うとの見方が根強く、戻り売りを狙うところが多い。
ただ、0.69ドル付近はかなり強いサポートとして意識され始めており、週末の豪ドルショートカバーが入るとみている。
特に、今日の16時には中国小売売上や鉱工業生産の発表があり、買い戻しのきっかけになるか注目。
もし、0.69ドルを割り込むようなら今年最安値となる0.6865を割り込む可能性が高まる。

豪ドルドル予想レンジ:0.6960(50%)~0.6900

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[全般]地政学的リスクでもドル円動かず

欧州市場が始まったところで日本も含む石油タンカーがホルムズ海峡で攻撃されるという報道が流れた。安全通貨である円買いに瞬間でも反応するかと思われたが、全く反応はなくそれだけ膠着状態が続いていることを示すものだ。
一方、豪州雇用統計が発表されると豪ドルだけではなくドル円も同時に反応するなど予想外の動きを見せている。
NY市場では株式市場三指数ともに3日ぶりに反発。しかしリスクオンの円安には反応せず、寧ろドル円クロス円ともに上値の重い展開が続くなど相場が読みにくい状況が続いている。
この日はブレグジットを巡り与党党首選が行われたが予想通りジョンソン前外相がダントツで首位を獲得。合意無き離脱への可能性が高まりポンドの上値を抑えた。
ユーロも同様に上値の重い展開となった。イタリアが公共部門の納入企業などへの支払いをユーロではなくミニBOTと名付けた借用書で行うことを協議する方針を示した。
ユーロという通貨以外を使用するということはユーロに残留する意思がないとの見方も浮上。
米中問題、米国とイラン問題、ブレグジット問題、イタリア財政赤字問題など市場には円高材料が山積。しかし、それにしてもドル円が底堅い動きを保っているということはそれだけ買いの意欲も強いということだ。
今日は週末ということもあり一時的なドル円の下振れがあったとしても、寧ろ底値の堅さが確認され上昇に転じる可能性が高い。

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商号:ヒロセ通商株式会社
業務内容:第一種金融商品取引業
登録番号:近畿財務局長(金商)第41号
加入協会:一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562)

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