ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2019-07

[米ドル円]米金利低下によるドル売り圧力

(米ドル円日足)


週明けアジア市場では東京市場が海の日で休場という薄商いのなかドル円は底堅い動きでスタート。先週末に売られ過ぎた反動もあるが、この日発表された中国経済指標が予想を上回った事を好感し円安が進んだ。
しかし、中国4-6月期GDPは92年以降史上最低のレベルということもあり米中協議への懸念がドル円の上値を抑えた。
NY市場では三指数ともに上昇。ダウやナスダックは史上最高値を更新するなどリスクオンの動きも強まりドル円の下支えとなっている。
しかし、今週は米企業の本格的な決算発表があり、米中摩擦の影響がみられるようなら円高に振れる可能性が高い。

ドル円予想レンジ:108円20銭~107円60銭(61.8%)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[ポンド米ドル]党首選巡り不透明感

(ポンド米ドル日足)


欧州市場が始まったところでポンド売りが加速。
英国の時期首相を選ぶ与党保守党の党首選が終盤に向かう中でブレグジットへの先行き不透明感が意識されポンド売りが強まった。
先週後半に上昇したポンドに対する反動も出たとみられるが、ほぼ売りも一巡した観もある。
ブレグジット問題は常に燻り続けており、売りのきっかけにされたとみられる。
FRBの利下げ期待からの米金利低下がポンドドルの下支えとなっており、そろそろ下げ止まりから反発に向かうとみている。

ポンドドル予想レンジ:1.2570~1.2490(61.8%)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[豪ドル米ドル]中国経済指標で豪ドル買い

(豪ドル米ドル日足)


週明けシドニー市場で豪ドルは堅調な地合いでスタート。
この日発表された中国小売売上や鉱工業生産が予想を上回った事を受け豪ドルは上昇。対ドル対円で買いがみられた。しかし、GDPは6.2%と過去最低の伸びとなったこともあり上値も限定的となっている。
前回利下げを実施した時のRBA議事要旨が公開される。内容の中で更なる利下げの可能性が改めて示されるようなら一時的に下振れするとみている。
ただ、FRBの利下げ期待もあり豪ドル売りも限られるとみている。
目先は7月4日付けた高値0.7048、フィボナッチ61.8%でボリンジャーバンドの上限でもある0.7060付近がレジスタンスとして意識される。
このレベルを上回るようなら76.4%戻しとなる0.7120付近を目指す展開を予想する。

豪ドルドル予想レンジ:0.7060(61.8%、BB上限)~0.7020

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[全般]様子見姿勢の中NY株価続伸

週明けアジア市場ではこの日東京市場が休場ということもあったがドル円は108円台に乗せ、クロス円も全般に底堅い動きで始まった。
この日は中国の小売売上や鉱工業生産が予想を上回った事で市場に安心感が広がった。ドル円は108円台前半まで上昇するとクロス円全般に買いが進んだ。
特に中国の影響が大きい豪ドルが堅調に推移。
しかし、中国成長率が6.2%と過去最低のレベルに下がったことで市場に不安感は残った。
東京市場が休場で薄商いの中での上昇ということもあり欧州市場に入るとポジションの巻き戻しが入りドル円は押し戻された。
NY市場では依然としてFRBの利下げ期待から株式市場が堅調に推移。NYダウやナスダックは史上最高値を更新するなどリスクオンの動きが継続。
米長期金利が低下しドル円も107円後半でのもみ合いに終始。一方、ユーロやポンドは下落傾向が強まるなどそれぞれまちまちの動きとなった。
今週は材料不足の中で各国の金融政策や経済指標などを背景にドルはそれぞれの通貨に対して別々の動きになりやすい。
結果的にドル円の値動きも狭いレンジ内での動きが続くことになりそうだ。
ただ、豪ドルやNZドル、そして南アランドなどは対円で底堅い動きがみられる。
世界的な金融緩和の中でこれら資源国通貨に対して投資マネーが動き始めている可能性もあり注目したい。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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業務内容 : 第一種金融商品取引業
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