ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2019-08

[米ドル円]高値から2円下落でドルロング捕まる

(米ドル円日足)


追加利下げ期待の後退によりドル円は東京市場で強いレジスタンスとみられた109円を上抜き109円32銭まで上昇した。
その後も底堅い動きが続いたもののNY時間に発表された米ISM製造業が予想を下回り3年ぶりの低水準となったことで相場の雰囲気は一転。再び追加利下げ期待が高まり株式市場も大幅高となりドル売りが進みドル円は108円前半まで押し戻された。
その後トランプ大統領が中国に対し、3000億ドル分の追加関税を課すと発言したことで世界景気への懸念が高まりドルは全面安。300ドル余り上昇していたNYダウも一時500ドル超のマイナスに転じた。米長期金利も2%を割り込むなどドル安と円高が一気に進みドル円は107円22銭まで下落。半日で2円余りの下落となった。
相場はかなり傷ついており今日も荒っぽい動きが予想される。
109円台に乗せたことで下げる場面では寧ろ買い下がったところがあるとみている。
従って、もしドル買い戻しの動きが入ったとしてもそれらのドルロングが上値を抑えてくる可能性が高い。
暫く107円から109円のレンジに入る可能性もあるが、目先108円台では売りが並んでくると予想される。

ドル円予想レンジ:108円00銭(38.2%)~107円00銭

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[ポンド円]BOE会合はニュートラル

(ポンド円日足)


この日開かれたBOE政策会合では予想通り政策金利0.75%据え置きが全員一致で決定。
声明文では「ブレグジットでは金利はどちらサイドにも動く可能性」「緩やかで限られた利上げが適切」など、これまでの内容を概ね踏襲するものとなった。
ただ、市場ではハードブレグジットへの不透明感が漂う中でハト派的な内容になるとの見方もあったことでポンド売りが強まる場面もみられた。
その後トランプ大統領が中国に対する3000億ドル分の追加関税を課すとの報道でNY株式市場が急落。
リスク回避の円買いが強まるとポンド円は1月3日のフラッシュクラッシュで付けた安値131円ミドルを下回り130円まで下落。今年の最安値を更新した。
市場は米中摩擦を背景に米金融政策の動向に一喜一憂。過度な円高が進んだとみており今日の米雇用統計前後で一時的に買い戻しが強まる可能性が高いとみる。
ただ、EUからの合意無き離脱懸念を背景にポンド売りの流れは今後も継続するとみており、戻り売りスタンスで臨みたい。

ポンド円予想レンジ:134円00銭(61.8%)~131円80銭

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[カナダドル円]米中摩擦激化懸念から原油価格急落

(カナダドル円日足)


米国が中国製品に第4弾として3000億ドルの追加関税を課すとの報道でカナダ円に売りが集まった。
貿易摩擦による世界的な景気減速懸念が広がったことで原油価格が急落。資源国であるカナダドルの売りが強まった。
同時にNY株価下落によるリスク回避の円買いも進行するとカナダ円は81円08銭まで下落。強いサポートとして意識されていた82円を割り込んだことで損切りも巻き込んで下落が加速した。
しかし、米中貿易摩擦激化はこれまでも何度かあり今回も過剰に反応した観もある。
一先ず週末ということもあり今日の米雇用統計の結果次第でポジションの巻き戻しが入る可能性が高い。
ただ、急速な下落分だけカナダドル買いポジションが残っている可能性が高く、戻りも限定的とみる。

カナダ円予想レンジ:81円70銭(BB下限、38.2%)~81円00銭

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[全般]相場一転、ドル安円高へ

FOMC会合では予想ほどハト派ではなかったことからドル高円安の動きが見られたが半日で相場は一転。米ISM製造業の悪化や米中貿易摩擦激化による警戒感が高まるとドルや株式市場が急落。株、為替ともに上昇後に急落するなどカウンターパンチ的な動きとなるなか9月のFOMC会合での追加緩和期待が高まった。
昨日の東京市場では未明に行われたFOMC会合で緩和政策転換ではなく予防的な利下げに止まるとの見方からドルが上昇。ドル円は109円台前半まで上昇するとともに株式市場も下落から上昇へと転じた。
欧州市場に入るとポジション調整の動きも見られ上値が抑えられたがNY市場で相場は一転する。
NY時間に発表された米7月ISM製造業が51.2と予想の52.0を下回るなど3年ぶりの低水準となった。これを受け市場は9月の追加緩和期待が高まりドル売りと同時に株式市場は大幅反発。ドル円は108円前半まで押し戻された。
その後トランプ大統領が「9月1日から3000億ドル分の中国製品に10%の関税を課す」と発言。これを受け株式市場は三指数ともに急落。一時310ドル超上昇したNYダウは500ドル超の下落となるなどカウンターパンチを受けた格好となった。ドル売りと同時に円買いの動きも強まるとドル円クロス円ともに急落。ドル円は107円前半まで下落するなど高値から半日で2円余り下落するなど荒っぽい動きとなった。
市場は米中貿易摩擦への懸念の高まりにより9月のFOMC会合で追加利下げの可能性が高いとの見方が広がった。前日のFOMCでパウエルFRB議長が「先行きは経済データを注視」としており、予防的な利下げから長期緩和政策への転換に向かうとの思惑も広がっている。
しかし、今回の動きは自動売買、いわゆるアルゴリズムによる動きの影響が相場の乱高下を誘った可能性が高い。
ちょっとした言葉などに過度に反応したことが相場の乱高下に繋がったとみる。
今日は米雇用統計が発表されるが、前回のADP雇用統計の結果からみると予想を上回る可能性が高い。
一気にドル買い戻しの動きに繋がる可能性もあり一方向へポジションが偏らないように注意したい。

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商号:ヒロセ通商株式会社
業務内容:第一種金融商品取引業
登録番号:近畿財務局長(金商)第41号
加入協会:一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562)

 

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