ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2019-08

[米ドル円]過度なリスク回避後退

(米ドル円日足)


中国が企業への貸出金利を引き下げ、ドイツも財政支出を検討するなど景気刺激策が打ち出されたことを市場は好感。また、米国のファーウェイに対する制裁の例外措置を3か月延長することを市場は好感。米長期金利が大きく反発しドル買いの動きが強まりドル円は106円70銭から株式市場に資金が戻り始めている。
しかし、米中摩擦は依然として収まらず、過度なリスク回避の調整的な動きとみてよいだろう。
今週末にジャクソンホールで行われるパウエルFRB議長の発言次第では再びドル安に転じる可能性が高く、それまでは一段の上値を試す展開を予想する。

ドル円予想レンジ:107円20銭(BB中心、50%)~106円30銭

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[ユーロ米ドル]ドイツの景気刺激策を好感

(ユーロ米ドル日足)


シュピーゲル誌の「ドイツは景気後退に陥った場合、財政均衡ルールを撤廃し新たな借り入れを行う用意が整った」との報道を好感しユーロは1.1112まで上昇。しかし、米長期金利が上昇したことで押し戻された。
また、来月には大規模緩和を実施するとの見方もありユーロは上昇前のレベルを下回る1.1075まで押し戻された。
ユーロポンドの買い戻しの動きも見られたものの根強いユーロ売りの流れは依然変わらず続いている。
米長期金利の過度な低下の調整的な上昇はまだ継続するとみておりユーロの上値は重い。
戻り売りスタンスで臨みたい。

ユーロドル予想レンジ:1.1130(38.2%)~1.1050(BB下限)

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[豪ドル円]RBA議事要旨で上昇も

(豪ドル円日足)


中国が優良企業に対する貸出金利を引き下げ、上海総合指数や日経平均株価が上昇したことなどから豪ドル円は72円30銭まで上昇。
8月13日に急上昇して付けた高値72円92銭を意識した買い戻しの動きが継続。
ただ、このレベルの少し上にはボリンジャーバンドの中心線が上値を抑えていることもあり売りが並ぶとみられる。
その手前の72円60銭付近から売りを出してみたい。

豪ドル円予想レンジ:72円80銭(50%)~72円00銭

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[全般]景気減速懸念一時的に後退

中国やドイツが景気刺激策を打ち出したことで過度な景気減速懸念が後退。世界の株式市場が上昇しドルは全面高となった。

お盆休みも終了した週明け東京市場でドル円は底堅い動きでスタート。
中国が優良企業に対する貸出金利を引き下げるなど景気刺激策を検討しているとの報道で人民元安の動きも一服。日経平均や上海総合指数も上昇するなどリスク回避の動きが後退。しかしドル円やクロス円は慎重な出足となった。
欧州市場が始まったところで米長期金利が上昇に転じるとドルが上昇。ドル円の買いが一気に進み106円70銭まで上昇した。
一方、EU離脱を控え合意無き離脱をめぐる英国内での混迷が伝わるとポンドは下落。
それに対して、「ドイツは景気後退に陥った場合財政均衡ルールを撤廃し新たな借り入れを行う用意を整えた」との一部報道でユーロは上昇。ユーロポンドの買いも散見されるなどユーロは底堅い動きとなった。
NY市場では中国やドイツの景気刺激策に加えファーウェイに対する制裁の例外措置を3か月延長するとの報道を好感。これらを受けNY株式市場が三指数ともに上昇するとともに米長期金利も大きく反発。ドルは堅調な地合いを維持するとともにリスク回避の動きが後退。一旦は押し戻されたドル円もほぼ高値圏での引けとなった。
米中摩擦は依然として収まらず香港のデモの拡大やイラン問題などの地政学的リスクは依然として燻る。
しかし、先週までの過度な米金利低下や株式市場の下落など、過度な警戒感は後退しており市場には楽観的なセンチメントが広がる。
調整的な株高やドル高の流れはしばらく継続するとみる。

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商号:ヒロセ通商株式会社
業務内容:第一種金融商品取引業
登録番号:近畿財務局長(金商)第41号
加入協会:一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562)

 

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