ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2019-08

[米ドル円]往って来い相場

(米ドル円日足)


先週末にパウエル発言で106円40銭付近まで下落。その後米中報復合戦激化を機にドル円は105円前半まで下落。シドニー市場では1月3日のフラッシュクラッシュで付けた安値とほぼ同レベルの104円45銭まで下落して始まった。
しかし、この時間帯は薄商いということもありすぐに105円台に押し戻された。
その後中国副首相が「貿易戦争に断固反対」など、協議再開の含みを持たせる発言によりドル円は105円78銭まで安値から1円余り上昇。しかし、日経平均株価が大幅安となる中で105円前半まで押し戻された。
ところが欧州時間に入りトランプ大統領が「中国から通商協議の再開を望む旨の連絡があった」など、米中協議再開への期待が一気に高まりドル円は106円付近まで上昇。
その後もクロス円などを中心に買い戻しの動きが強まる中でNY市場がスタート。
米中協議再開への期待から先週末大幅安となったNY株式市場は三指数ともに反発。
ドル円は下落前のレベルである106円40銭まで上昇するなど完全に往って来いとなった。
損切りを誘発しながら一日で2円近く上下を繰り返したことで市場は大分傷ついているとみられる。今日もちょっとしたことで上下に振られやすい状況が続くとみられる。
米中協議が完全合意に至ることはなく、最終的にドル円のショートポジションを残しておきたい。

ドル円予想レンジ:106円90銭(50%、BB中心)~105円70銭

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[ユーロ米ドル]独GDPとECBスタンス

(ユーロ米ドル日足)


先週末に急上昇したユーロだが昨日は反落して始まった。米中摩擦激化により米長期金利が低下したことでユーロ買いを促した反動が強まった。
米中協議再開期待が高まりドル買い戻しの動きがユーロを押し下げた。
ボリンジャーバンドの中心線を一旦は上抜けしたものの結局下降トレンドラインには届かずに失速。上値の重さが確認された格好だ。
今日はドイツの4-6月期GDP改定値が発表され注目が集まる。
予想を下回るようなら欧州全体の景気減速懸念が高まり来月のECB理事会で大胆な緩和政策への思惑が再び高まり一段のユーロ売りを誘う可能性が高い。
ただ、荒れ模様の相場が続いており1.10後半からミドルにかけては買い戻しを入れておきたい。

ユーロドル予想レンジ: 1.1140(BB中心)~1.1080(76.4%)

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[豪ドル円]窓埋め後はもみ合い相場へ

(豪ドル円日足)


週明けシドニー市場で豪ドル円は69円95銭まで下落。薄商いの中で損切りを巻き込みながらの下げとなった。このレベルはボリンジャーバンドの下限でもあり一先ず買い注文も散見された。
その後米中協議再開の報道などから買い戻しの動きが活発となりNY市場では72円07銭まで上昇。このレベルは先週末の下落前のレベルであり、ほぼ完全に窓を埋めたことになる。高値圏で引けたことで買いの勢いはまだ残っていることもあり一段の高値を試す展開が予想される。
ただ、米中摩擦の完全合意は当面見込めないことから依然として米中リスクは残ることから再びレンジ相場に入るとみる。
8月レンジの上限でありフィボナッチ38.2%戻しとなる72円40銭付近では売りを出しておきたい。

豪ドル円予想レンジ: 72円40銭(38.2%)~71円40銭

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[全般]ジェットコースター相場

先週末に米中貿易報復合戦が激化したことで市場リスクが一気に高まりドル円は急落。
この流れを次いで週明けシドニー市場ではドル円が104円台に突入。一時1月3日のフラッシュクラッシュで付けた安値104円ミドルとほぼ同レベルまで下落した。このままドル円クロス円ともに大幅安が進むかと思われた。
しかし、その後劉鶴副首相が「中国は米中両国に不利益となる貿易戦争に断固として反対する」「冷静な交渉で通商摩擦の解決を望む」と発言するとショートカバーを誘発しドル円は105円後半まで上昇。ショートカバーが一巡すると再び105円前半まで押し戻された。
欧州市場が始まったところでトランプ大統領が「中国からの通商協議の再開を望む旨の連絡があった」「中国への追加関税の延期の可能性はある」「貿易協定次第で米企業は中国に留まる」などと発言するとドル円は再び買いが強まり106円付近まで上昇。
市場には過度な警戒感が後退したことで円安とドル高の動きが強まった。
NY市場が始まったところでトランプ大統領が「中国は貿易合意を非常に望んでいる」「日本の自動車への関税は現時点では検討していない」「EUとの貿易協定、合意は非常に近づいている」などと発言。中国のみならず日本や欧州との貿易摩擦への懸念も後退したことでNY株式市場は大幅反発。ドル円も106円ミドル付近まで押し戻されれた。
先週末に起きた米中報復合戦による世界的な景気減速、そして地政学的リスクへの懸念が高まり円高ドル安が進んだが、一日にして元のレベル付近まで戻される往って来い。
ジェットコースターのように急激に上下に大きく振らされたことから市場のボラティリティーは高いままであり、しばらくは荒っぽい動きが続くとみる。
一先ず過度な懸念は後退したものの、今後の米中協議次第ではいつ何時今回のような乱高下が起きてもおかしくはない。
落ち着きを取り戻した時には再び円高ドル安の流れが強まる可能性が高いとみる。

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商号:ヒロセ通商株式会社
業務内容:第一種金融商品取引業
登録番号:近畿財務局長(金商)第41号
加入協会:一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562)

 

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