ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2019-11

[米ドル円]雇用統計前のポジション調整

(米ドル円日足)


FOMC会合後にドル円は109円29銭を付けたもののその滞空時間は短く、東京市場でも上値の重い展開で始まった。その後中国関係者が米中協議への包括的な合意を疑問視しているとの報道でドル円は108円前半まで下落。
NY時間に発表された米PCEデフレーターが予想を下回ったことやNY株式市場が三指数ともに下落したことでドル円は一時107円93銭まで売り込まれた。月末要因や今日のNY市場で発表される米雇用統計を前にポジション調整の売りとみることができる。
雇用統計はGMストライキなどから悲観的な予想が多い。しかし、ADP雇用統計と同様に大きな影響が見られないようならポジティブサプライズとなりドル円は再び109円を目指す展開を予想する。

ドル円予想レンジ: 108円80銭~107円60銭(50%)

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[ポンド米ドル]与党労働党有利でポンド買い

(ポンド米ドル日足)


30日に英議会上院が総選挙を行う法案を承認。選挙モードに突入したがここにきて最新世論調査で与党保守党が有利という結果が示された。これにより合意無き離脱の可能性が低下しポンド買いの動きが活発となっている。
ただ、1.3ドルの上値が意識されておりその手前でもみ合いが既に2週間余り続いている。
11月に入り市場の流れがそろそろ変わる頃でもあり、今日の米雇用統計の結果次第で上値を抜くか、下落に転じるかのどちらが強まるとみている。
一先ず目先のポンドショートカバーが一巡した観もあり、米長期金利が上昇すればポンド売りのきっかけとなる可能性が高い。

ポンドドル予想レンジ:1.3040(76.4%)~1.2670

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[カナダドル円]カナダドル売り止まらず

(カナダドル円日足)


10月30日に開かれたBOC政策会合を機にカナダドル売りが止まらない。
ポロズBOC総裁が「リスクは以前よりもダウンサイドに傾いている」と発言するなど先行き追加利下げの可能性も燻る。一方、FOMCでは利下げが一先ず休止状態となったことから対ドルでも上値の重い展開が続く。昨日はリスクオフの円高がカナダ円の下げを加速させた格好だ。
カナダ円の強いサポートとみられていた82円付近(フィボナッチ38.2%でありボリンジャーバンドの中心線が位置)で一先ず下げ止まった。このレベルは9月11日の戻り高値と一致している。
今日の米雇用統計発表後に下げ止まりが確認されるようなら売りは一巡したとみて買いを入れてみる。
もし、下抜けするようなら半値戻しの81円70銭が次のサポートとなる。

カナダ円予想レンジ:82円70銭~81円70銭(50%)

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[全般]FOMC会合後一転してリスクオフ

未明に開かれたFOMC会合で利下げの一旦休止が示唆されるなどタカ派的な内容となったことでドル円クロス円ともに上昇。円安と同時に米金利は低下しドル売りが強まる中でドル円の上昇は限られ昨日は米中協議への懐疑的な見方からリスクオフの円高が強まった。

昨日の未明に開かれたFOMC会合でパウエルFRB議長が米中協議やブレグジットの進展を背景に予防的利下げを一旦休止することを示唆。
これを受けドル円は109円29銭まで上昇したものの滞空時間は短くすぐに108円台に押し戻された。
東京市場では108円後半でのもみ合いが続く中で中国10月製造業PMIが49.3と予想の49.8を下回った。景気の分かれ目を示す50を依然下回るなど中国景気減速への警戒感が広がる中でドル円は108円ミドル付近までじり安。
欧州市場が始まったところでブルームバーグが一部関係者の話として「中国、トランプ政権との長期の貿易合意到達を疑問視」との報道を受けドル円クロス円ともに急落。
特にこの日発表されたユーロ圏GDPが予想を上回ったもののユーロ円の売りが目立った。
NY市場でも米中先行き不安が広がる中で発表された米10月PCEデフレーターが1.3%と、予想の1.4%を下回ったこともありNY株式市場は三指数ともに下落。
米長期金利も大幅低下となったことでリスクオフの動きが強まりドル円は108円を割り込み107円93銭まで下落した。
FOMC会合で利下げ打ち止め感が出たものの米中協議への先行き警戒感が依然として根強い。
しかし、米中協議第一段階は合意に向けて動き出している。また、英国のEU離脱にしてもここにきて与党保守党が有利となっており合意無き離脱懸念は低下。
全体に少しづつリスク回避の動きは後退している。
FOMC会合でパウエル議長もその点を考慮したうえで政策を決定している。
米中協議の長期的な見通しに対する不透明感を払しょくすることは当然今の段階では難しいことは市場も理解しているものだ。
FRBへの市場の思惑が外れたことで一時的な混乱とみている。
今日のNY時間に発表される米雇用統計は前月からかなり悪化するとの見方もあり、その前のポジション調整とも考えられる。
悲観的な見方が織り込まれただけに少しでも予想を上回るようならポジティブサプライズとなり、再びドル円クロス円ともに上昇に転じる可能性が高い。

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商号:ヒロセ通商株式会社
業務内容:第一種金融商品取引業
登録番号:近畿財務局長(金商)第41号
加入協会:一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562)

 

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