ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2019-11

[米ドル円]110円台が視野に

(米ドル円日足)


中国が米中協議の進み具合に合わせ追加関税を段階的に撤廃することに合意したとの報道で第一段階の合意文書の署名実現に向けた条件が整いつつあるとの期待感が広がりドルが全面高。金利上昇により懸念されたNY株式市場も三指数ともに史上最高値を更新するなど市場にはリスクオンの動きが高まった。
ドル円はNY市場で109円49銭まで上昇したがその後米国政権内で強い反対に直面しており最終的な決定は下されていないとしたことで押し戻されている。
ただ、市場にはこれまで追加関税の延期という期待はあったが更に撤廃という動きが出たことは大きな前進となる。
米国がある程度譲歩を見せるようならドルは一段の上昇が見込める。
また、株価が上昇しているにもかかわらず円安が今のところ進んでいないことから、いずれ円安の流れが強まるようなら更にドル円の上昇幅が拡大する可能性が残る。
目先は110円の大台を試す展開を予想する。

ドル円予想レンジ: 110円00銭~108円90銭

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[ユーロ米ドル]ドル高でネックライン下まわる

(ユーロ米ドル日足)


米中協議で関税撤廃の動きが見られたことで米長期金利が上昇しドルが全面高となったことでユーロはネックラインの位置する1.1070をクリアに下回った。
これでダブルトップが形成されたことでユーロの下げは更に拡大するとみている。
ただ、トランプ政権が欧州から輸入する自動車に国家安全保障を理由とした追加関税を発動しないとの見方もあり、下げ幅も限定的とみる。
下値目途としてはフィボナッチ61.8%戻しでありボリンジャーバンドの下限が位置する1.1ドル付近が強いサポートとして意識される。

ユーロドル予想レンジ:1.1070(ネックライン)~1.1000

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[カナダドル円]カナダ雇用統計に注目

(カナダドル円日足)


昨日は中国が米中協議の進み具合に合わせ追加関税を段階的に撤廃することに合意したとの報道で米長期金利が1.9%台に跳ね上がった。これを受けドルは上昇したがカナダドルに対してだけは下落。カナダドルがそれ以上に上昇したためだ。
米国経済と最も密接しているカナダだけに今後BOCの利下げ打ち止め感も加わりカナダドルは堅調な地合いが期待される。
今日のNY時間に発表されるカナダ10月雇用統計は前月から雇用者数が落ち込むと予想される。もし、予想を上回るようならカナダドル買いが一段と進む可能性が高い。
反対に、予想を下回ったとしても来月への期待から下げ幅は限定的とみる。
下げたところでは押し目買いを入れておきたい。

カナダ円予想レンジ: 83円55銭(10月29日高値、BB上限)~82円70銭

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[全般]米中貿易関税撤廃期待でドル全面高

米中合意が12月にずれ込むとの見方から円高が進んだ動きが一転。昨日は関税を段階的に撤廃するとの報道でドルが全面高となりドル円は109円ミドル付近まで上昇。結果、米金利上昇にもかかわらずNY株式市場が上昇するなど市場に楽観的なムードが広がった。
昨日の欧州市場が始まったところで中国商務省が「米中両国が協議の進み具合に合わせ追加関税を段階的に撤廃することを合意した」との報道が流れるとドル円クロス円ともに上昇に転じた。
欧州株式市場はこれを好感し株高金利高が進んだ。
NY市場でも米国政府が「第一段階」合意には関税撤回が含まれているとの見解を示したことで米長期金利は大幅上昇。ドルが全面高となった。一方、株式市場も金利上昇にもかかわらず三指数ともに上昇したことでリスクオンの円安が加わりドル円は109円48銭まで上昇。
ただ、米国側からの正式な報道は今のところないことから期待が進み過ぎるとその反動も大きくなる。
トランプ大統領がちゃぶ台返しをする可能性もあり不安感が完全に払しょくされたわけではない。
ただ、もっとも市場の注目されている米中協議が更に進展したことでドル高の流れは継続するとみてよいだろう。
株価が上昇しているにもかかわらず円安が進んでいないことから、出遅れ感のあるクロス円の買いに火がつけばドル円の上昇は予想以上に進む可能性が高い。

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商号:ヒロセ通商株式会社
業務内容:第一種金融商品取引業
登録番号:近畿財務局長(金商)第41号
加入協会:一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562)

 

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