ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2019-11

[米ドル円]リスクオフムード

(米ドル円日足)



東京時間に米上院議会が香港人権民主主義法案を可決したことが報じられドル円は108円35銭まで下落。しかし108円前半には実需も含めた買いが控えているとの見方もあり下げ止まった。
欧州市場でも香港問題を巡り株式市場が軟調にスタートするとリスクオフの円買いが進みドル円は再度108円35銭まで売り込まれた。
NY市場に向けて買い戻しの動きが強まりドル円は108円74銭まで上昇したものの一部通信社が「米中第一段階合意は来年にずれ込む可能性」と報じたことで108円40銭まで急落した。
その後ホワイトハウスが「米中交渉は継続しており第一段階の合意文書について進展が見られた」との報道から反発したものの上値は限定的となった。
市場全般にリスクオフムードが強まる中で悪材料に反応しやすくなっている。短期的には戻り売りスタンスで臨みたい。

ドル円予想レンジ: 108円90銭(50%)~108円10銭(BB下限)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[ユーロ米ドル]ネックラインでの攻防

(ユーロ米ドル日足)



香港人権法案が可決されたことで欧州各国の株価が下落しユーロも軟調な地合いでスタート。また、欧州委員会の「ベルギーやスペイン、フランスは財政規則を破るリスクがある」「イタリアは財政目標から更に遠のいている」との報道もユーロの上値を抑えた。
しかし、NY市場に入り米長期金利が低下したことで1.1081まで上昇。このレベルはダブルトップのネックラインでもあり上げ止まった。
このネックラインでの攻防の結果を見極めてポジションを持つようにしたい。
このレベルをクリアに上抜くようなら再度ダブルトップの1.1180付近を目指す展開が予想される。
反対にこのレベルで上値が抑えられるようなら戻しの調整一巡とみて1.1割れを試すとみている。

ユーロドル予想レンジ:1.1080(ネックライン、BB中心)~1.1030(50%)

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[南アフリカランド円]SARB政策会合に注目

(南アフリカランド円4時間足)



ランド円は7円30銭を挟んでのもみ合いが続いている。
本日欧州時間に南アフリカ中央銀行SARB政策会合が開かれるが現行の政策金利6.5%据え置きが予想される。
SARBは前回の会合で金利を据え置いたが南アの景気やインフレ動向を見ると利下げが実施されてもおかしくはない。
また、11月に入りムーディーズが格付け見通しを安定的からネガティブに引き下げており市場の一部では利下げを実施するとの見方も燻る。
もし、据え置き決定となれば一時的にランド円は上昇する可能性が高い。
ただ、声明で追加利下げへの可能性が示されるようなら上昇も一時的。

ランド円予想レンジ:7円40銭(61.8%)~7円25銭

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[全般]香港問題巡りリスクオフ

米上院が香港人権法案を可決したことを受け世界の株式市場が下落するなどリスクオフの動きが強まった。米中協議への影響が懸念される中で為替市場は膠着状態が続いている。
昨日の東京時間に米議会上院が「香港人権・民主主義法案を全会一致で可決した」との報道から米中協議への懸念が拡大。リスクオフの動きから日経平均株価や上海総合指数が下落に転じた。ドル円も瞬間108円35銭まで下落するなど円買いの動きが強まった。
欧州市場でも英国を含め各国株式市場が軒並み下落。クロス円全般に売りが強まった。
ただ、法案成立にはトランプ大統領の署名が必要であり今後の成り行きを見届けたいとの見方からドル円クロス円ともに買い戻しが入った。
しかし、NY時間に「米中の第一段階合意は来年にずれ込む可能性」との一部報道で再びリスクオフの動きが強まりNYダウは一時250ドル下落。ドル円も108円74銭から108円40銭まで下落した。
その後ホワイトハウス副報道官が「米中交渉は継続しており、第一段階の合意について進展がみられる」との報道で株価もドル円も持ち直した。
米中協議を巡る攻防は関税引き上げ期限となる12月中旬まで継続する可能性が高い。
協議への否定的な材料が出るたびにリスクオフの円高に進むものの、その後は必ずといってよいほど期待を高めるような材料が出て反発。
結果的にドル円クロス円ともに方向感の乏しい動きが続く。
NY市場の引けにかけて注目のFOMC議事要旨が公開されたが、内容は想定内のものとなり市場への影響は限定的となった。
暫く目立った材料はなく、当面は米中協議に関するヘッドラインニュース等で短期的な上下に振れる程度の動きにとどまりそうだ。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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業務内容 : 第一種金融商品取引業
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