[全般]円全面安でドル円107円台へ
欧米市場では各国株式市場が堅調に推移したことでリスクオンの動きが強まった。
また、下落して始まった原油価格も週間在庫統計が予想よりも減少したことで反発。資源国通貨を中心にクロス円が買われるなど、円全面安の展開となった。
また、日本政府が20兆円超規模の経済対策を視野に入れているとの報道からドル円はブレグジット直前の高値を超え107円台に乗せた。
ポンドも堅調。ブレグジット後、市場で不透明感が広がっているものの、企業活動が著しく弱まった兆候はないとの見方をBOEは示した。市場は8月の利下げを見込んでいたこともあり、ポンドの買い戻しが強まった。
米国株式市場が堅調な地合いを継続していることから、FRBによる年内利上げの可能性が再び高まり始めている。
ブレグジットショックへの不安も後退し、日本の景気対策や米国経済への期待が市場のリスク志向を高めている。
今日もこのセンチメントは継続され、ポンド高円安の動きが更に強まる可能性が高い。
また、本日はECB理事会が開かれる。
今回は追加緩和は見送られると予想されるが、債券ルールの見直しなどが示されるようならユーロ売りが強まるとみる。
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テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
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