ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2017-08

[全般]ハードブレグジット懸念後退とトランプ氏のドル高けん制

ドル円は112円ミドルまで下落しポンドドルは400ポイント余り上昇するなど激しい動きが続いている。
東京市場ではドル円が日経平均株価の大幅下落とともにじり安の展開で始まった。前日の安値となる113円63銭を下回っても大きな混乱はなくじり安が進んだ。
週末にトランプ次期大統領の中国を念頭においた「ドルが高すぎる」といったドル高けん制発言が背景にあった。また、トランプ氏の国内での雇用確保を狙った税制改革に共和党との不協和音が生じ長期金利が低下した事もドル売りを誘った。
この日はメイ英国首相がEU離脱に関する演説を行った。
メイ首相はEU単一市場からの完全撤退を表明したが、既に織り込み済みという事でポンド売りには繋がらなかった。一方、離脱後はFTAの締結を目指し、製造業や金融業などの単一市場に最大限アクセスできるように交渉するとした。また、無関税取引をするために新たな関税合意を目指すなど、ハードブレグジットには繋がらないことを示した格好となった。市場はこれを好感。ドル安の流れもあってポンドの買い戻しが一気に入るなど想定外の動きとなった。
この日はトランプ次期大統領のアドバイザーとなるスカラムッチ氏が「ドル高に注意が必要」と発言。また、NY連銀ダドリー総裁が「ドル高は物価に下向き圧力」と発言したこともドル売りを促した。
週末のトランプ次期大統領の就任挨拶や一般教書での具体的な財政や為替への言及に今後注目が集まる。そのなかでドル高へのけん制が含まれるかは未定で、一先ずドル売り圧力はこの辺で収まるとみる。

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商号:ヒロセ通商株式会社
業務内容:第一種金融商品取引業
登録番号:近畿財務局長(金商)第41号
加入協会:一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562)

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