ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2017-06

[全般]トランプ政権への警戒感高まる

週明け東京市場ではドルが全面安でスタート。トランプ大統領が先週末に入国制限措置を実施したことが背景にある。
先週115円台で引けたドル円はシドニー市場で114円ミドル付近まで下落。他の主要通貨もドル全面安で始まった。その後も日経平均株価の下落などから円高も進みドル円は114円前半まで売り込まれた。しかし、後場に入ると一転してドルの買い戻しの動きが活発となった。欧州市場も東京市場でのドルショートポジションを引き出そうとした買いが入りドル円も114円手前まで押し戻される往って来い。
NY市場ではこの日発表された12月米PCEコアデフレーターが0.1%と予想通り好調な伸びを示した。FRBが重視するPCEは所得が予想を下回ったものの、消費が予想通り好調。株式市場の上昇などから所得が伸び悩んだにもかかわらず消費が伸びたと思われる。
しかし、ドルは全面安となり、株式市場は三指数ともに下落しリスク回避の円高が進んだ。その背景にはトランプ政権への警戒感が高まったことが要因とみられる。
ドル円は結局113円ミドルまで下落するなど、先週末に高まったトランプ期待が一転して不安感に変わった。
大統領の拙速な政策実施に対して国内外で混乱が起きており、トランプ政権の行方に一抹の不安が漂う。
一方で好調な米経済は継続しており、今日から始まるFOMC会合では依然として年内利上げ期待が高まる。市場はFRBが今後資産の再投資を停止しいずれ売却するとの見方も聞かれる。
また、今日は日銀会合の結果にも注目が集まる。
今回の会合では緩和政策は現状維持とみられるが、もし長期金利の上限引き上げや買い入れ額の変更などがあれば円高が進みかねない。
トランプ氏への評価は今後も紙一重で期待から不安に変わる可能性があり、不安定な相場展開が当面続くとみておいた方がよさそうだ。

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業務内容:第一種金融商品取引業
登録番号:近畿財務局長(金商)第41号
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