ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2017-04

[全般]FOMC議事要旨、ドル高懸念

昨日公開されたFOMC議事要旨は概ね利上げに前向きな内容となったものの、トランプ政策の不確実性やドル高への懸念が指摘されたことでドル下落に反応した。
東京市場では動意が乏しく続いたものの欧州市場に入るとユーロを中心に円高の動きが強まった。ルペン氏の支持率が上昇したことでフランス大統領選への不透明感が広がっていることが要因だ。
ロンドン時間に発表された英国GDP改定値(前期比)は予想を上回ったにも拘らずユーロ売りにつられてポンドは下落。クロス円全般に売りが強まりドル円は113円を割り込んだ。
NY市場が始まるとドル円やクロス円の買い戻しが強まり円は全面安。
この日発表された1月中古住宅販売件数が予想を上回ったことや、フランス大統領選でマクロン前経済相の中道・無党派がマクロン氏支持を表明したことが背景にあったようだ。
また、パウエルFRB理事が年内3回の利上げは妥当と発言したこともドル円の買いを誘った。
しかし、FOMC議事要旨が公開されるとドルは全面安。ドル円は再び113円を割り込んだ。要旨では景気が予想通りに推移すれば早期利上げは適切とした。しかし、トランプ政策への不確実性が指摘されたことや、ドル高が進行すればアメリカにとって下向きリスクであると複数のメンバーに指摘されていたことからドル売りが先行。
しかし、このFOMC会合以降はイエレン議長やその他複数のメンバーが利上げに前向きな姿勢を示している。また、その後発表された米経済指標も好調な結果を示しておりドル売りは一時的とみてよいだろう。また、NYダウは9営業日連続で上昇するなどリスクオンは継続。
米国や欧州の政治的リスクが燻ぶることから不安定な相場展開は継続されるものの、時間の経過とともにドル高の流れに戻るとみる。

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業務内容:第一種金融商品取引業
登録番号:近畿財務局長(金商)第41号
加入協会:一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562)

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