ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2017-06

[全般]中銀重要イベント満載

先週末に発表された米国2月雇用統計は予想を上回る好結果となったがドルは利食い売りに押されるなど予想外の展開となった。
先週末の東京市場ではその日発表の米雇用統計を控え慎重な動きになるかと思われたが、朝方からドル買いの動きが強まった。ドル円は重要なレベルとみられていた115円をすんなりと上抜け底堅い動きで推移。ドル買いというよりも円安の動きが強まりドル円クロス円ともに堅調な地合いで始まった。
注目の米2月雇用統計は雇用者数が23.5万人と予想の20.0万人を大きく上回った。失業率も予想通り4.7%と前月から0.1%低下。更に平均時給も前年同月で+2.8%と予想通りの結果となった。しかし、発表と同時にドルはユーロや豪ドルを中心に売りが強まるとドル円も115円付近まで押し戻された。そのすぐ後にロス米商務長官が「日本は主要貿易相手国で、極めて高い優先案件」と述べたことでドル円は115円を割込んだ。
市場は今週のFOMC会合で利上げをほぼ100%近く織り込んだ格好となり、雇用統計前から既に織り込んでいたという事だろう。結果的に週末という事から結果がどちらに傾いたとしてもドルを売る動きに変わりはなかったと思われる。
結果的にドルロングポジションが縮小したことで今週のFOMC会合では再びドル買いが強まる可能性が高いとみる。
注目は利上げというよりも今後の利上げ見通しに集まる。ドットチャートでメンバーが年4回の利上げを見込むとすればドルは上昇に転じるとみてよい。
また、今週は日銀やBOEの政策会合が開かれる。また、米国PPIや米国CPIといった重要指標も発表される。しかし、最注目イベントはFOMCであり、今後のドル相場の動向を決定するものだ。
また、週末にはG20が開催される。その中で通貨安誘導に関して指摘されるようなら円買いに反応しやすい。
原油価格の下落が継続するかどうかも市場のリスク要因となることから、今週も一方向には行きにくい相場展開が予想される。

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商号:ヒロセ通商株式会社
業務内容:第一種金融商品取引業
登録番号:近畿財務局長(金商)第41号
加入協会:一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562)

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