ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2017-10

[全般]オバマケア代替法案採決中止で不安感漂う

先週末に採決されると思われていたオバマケア代替法案は最終的に約10票足りず、採決が中止された。
市場では最初合意に至らないとの見方が広がりドル売りが強まる中でドル円は前日の安値と同レベルの110円63銭まで下落した。しかし、引けにかけて採決は中止されたことが伝わるとドルの買い戻しが入った。トランプ大統領は合意にまでには時間がまだかかることを明らかにしたが、共和党内の調整が出来ないとなると指導力などの問題が広がる。
また、前回の入国禁止令に続いて今回の失態はトランプ大統領の実効性に疑問が残る。
税制改革やインフラ投資などの実施にも影響を及ぼしかねない。
トランプ政治が始まった途端、現実路線は予想以上に厳しいことが確認された格好だ。
ただ、これらはある程度想定されていたことであり、期待が先行し過ぎていたという事だろう。その修正の動きは既に先週大分進んだことから、今週は再びFRBの金融政策動向に注目が集まるとみている。
先週末にはブラード・セントルイス連銀総裁が「FRBはバランスシートの縮小に向けて良い位置にある」と発言。また、ムニューチン財務長官が「ドル高は米経済の信頼を反映」と発言した事でドルが上昇する場面も見られた。これまでFRBメンバーの発言も含め市場の反応は見られなかった。しかし、ここにきて反応し始めているという事は政治リスクが織り込まれてきたことを示すものと思われる。
今週は米国債入札が行われることもあり、金利に敏感に反応しやすい状況となる。
先週のNY株式市場はトランプ政策への不安感が高まり三指数ともに冴えない動きが続いた。リスクの高まりから資金は安全な米国債へと流れ、金利は低下した反動がみられるか注目。ドルも同時に低下から上昇に向かう相場の転換点になるか注目したい。

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商号:ヒロセ通商株式会社
業務内容:第一種金融商品取引業
登録番号:近畿財務局長(金商)第41号
加入協会:一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562)

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