ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2017-10

[全般]英国のEU離脱、影響限定的

ついに英国がEUからの離脱を通知。昨年6月のブレグジットから9か月経過、既に市場は織り込み済みという事で大きな混乱は見られなかった。
東京市場ではトランプ政権への不透明感によるドル安もほぼ一巡しドル円は111円を挟んでの小動きで終始。日経平均株価は円高一服で小幅上昇するなど徐々に落ち着きを取り戻してきた。
欧州市場では英国のEU離脱通告をEU側が受け取ったことで、今後2年間の交渉が始まる。既に市場は織り込み済みではあったが、今後の交渉はかなり難航するとみられ予断を許さない状況は続く。
ただ、トランプ政治への不信感や今回の英国政府の離脱も含め政治リスクは一先ず山場を越えたとみられる。次の山場はいずれ来るが、それまでは政治相場から金融相場へと市場の注目は移り始めているように見える。
昨日のNY市場では原油価格が上昇。週間在庫統計では予想をやや上回ったもののガソリン在庫が大幅減という事から原油価格は上昇幅を拡大。NY株式市場もNYダウが下落したもののナスダックやS&Pは上昇するなど、大きな混乱は見られなかった。トランプ政策への懸念も一先ず収まり始めているとみる。
一方、米長期金利は前日から再び低下。ドル円も一時110円後半に押し戻される場面も見られた。
その後ローゼングレン・ボストン連銀総裁(投票権あり)が「今年4回の利上げはFOMC参加者のいう緩やかな金利正常化の軌道と整合」と発言。ウイリアムズ・サンフランシスコ連銀総裁も「今年3回を超える利上げはあり得る」と発言したことでドルの下支えとなった。また、この日発表された米中古住宅販売成約が5.5%上昇と2010年7月以来の増加となるなど、住宅市場の強さを示すものとなった。
政治リスクへの懸念は今後も燻ぶるものの、堅調な米経済への期待が再び強まる中でドルは底堅い動きが予想される。

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商号:ヒロセ通商株式会社
業務内容:第一種金融商品取引業
登録番号:近畿財務局長(金商)第41号
加入協会:一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562)

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