ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2017-08

[全般]雇用統計や米中首脳会談のイベントリスク

昨日の東京市場では前日のNY市場の株価急落を受け日経平均株価も大きく下落。
米中首脳会談や本日発表の米雇用統計といったイベントリスクを警戒し、円が全般に買われやすい地合いとなった。
欧州市場に入るとユーロが急落。ドラギ総裁が現在の緩和政策スタンスを継続する姿勢を示したことで売りが強まった。しかし、その後は買い戻しが入りほぼ往って来い。
NY市場では新規失業保険申請件数が23.4万件と予想の25.0万件を下回るなど2015年4月以来の大幅減少。
また、ウィリアムズ・サンフランシスコ連銀総裁が「来年に向けてバランスシートの縮小を開始」「今年の利上げは4回の可能性もある」と発言したことでドルは底堅い動きとなりドル円は111円台に乗せてきた。
昨日急落した米株式市場も大きな動揺はなく3指数ともに上昇に転じるなどリスクオンの動きが見られた。
しかし、後場に入ると地政学的なリスクの高まりから円が買われやすい地合いとなった。トランプ大統領が米中首脳会談を前に北朝鮮に単独で行動する要因があると改めて発言。また、ティラーソン国務長官が「アサド大統領排除への措置を同盟国で進行中」と発言。
結局ドル円は110円後半に押し戻されて終了。
本日の米中首脳会談では貿易赤字削減措置として為替への言及があれば円高に振れやすいという不安が燻ぶる。しかし、既に大分織り込んでおり大きな影響は限られる。寧ろ、穏やかな会談となればリスク回避が後退し円安に進む可能性の方が高い。
米3月雇用統計も先日発表されたADP雇用統計と同様に期待が高まる。イベントリスクを控え円高が進みやすいものの、終わればその反動も出やすい。

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商号:ヒロセ通商株式会社
業務内容:第一種金融商品取引業
登録番号:近畿財務局長(金商)第41号
加入協会:一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562)

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