ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2017-06

[全般]力のアメリカ

北朝鮮へ空母を向かわせ、シリアに空爆を行うなどトランプ大統領は力の外交を推し進める中でドル高けん制発言。ドル円は一段の下落が加速し108円台に突入している。
東京市場では北朝鮮問題が現実味を帯びてきたことでリスク回避の動きが継続。ドル円は109円ミドル付近でのもみ合いが続いた。
欧州市場では北朝鮮問題への意識がアジア地域との温度差があるのか比較的円安に動きドル円も底堅い動きが見られた。
NY市場でも同様に落ち着きが見られる中で、米ロ外相会談では「シリア情勢を政治的解決に向けて協力を続ける方針で一致した」との報道でリスク回避が後退。円買いの動きが後退しドル円は109円後半まで上昇。このままリスクは後退するかと思われたが一転。引けにかけてトランプ大統領が「ドルは強過ぎる」と発言したことでドルは全面安。ドル円は109円を割り込んできた。一方、今週末発表される為替報告書で中国を為替操作国として認定しないことを米中会談で話したとの報道もあったが市場への影響は限定的となった。
トランプ大統領の一言で相場が動きやすくなっている。その背景には米国の力の外交という事が影響しているとみられる。今後日米経済対話を控え貿易赤字の削減や為替問題に言及があれば円高に進みやすいとの見方も広がる。
地政学的リスクが高まる中で市場はちょっとした悪材料やリスクに対して神経質な反応を示してくる。金融政策などの影響は後退し、当面円高に振れやすくなりそうだ。

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商号:ヒロセ通商株式会社
業務内容:第一種金融商品取引業
登録番号:近畿財務局長(金商)第41号
加入協会:一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562)

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