[豪ドル円]下げ止まりから調整の戻し
トランプリスクでリスク回避の円高が進む中で豪ドル円は東京市場が始まると買い戻しが見られた。しかし、日経平均株価の下落などからドル円が110円ミドル付近に下落すると豪ドル円も82円前半に下落。このレベルは前日のNY市場で下げ止まったことから一旦は買い戻しが入り反転。83円台に押し戻されるなど底堅い動きとなった。
しかし、欧州市場が始まるとドル円が再び下落に転じたことで豪ドル円はこの日の安値となる81円77銭まで下落した。
その後コミー元FBI長官のロシア疑惑捜査を終了させる政治的圧力を受けていないとのビデオが出回ったことから円の売り戻しが入った。また、NY株式や原油価格の上昇などからリスク回避の動きが後退し豪ドル円は82円後半に押し戻されて引けている。
原油価格の上昇などからも一先ず豪ドル円の下落は収まったものの、豪ドル自体は依然として売られやすい状況が続いている。
調整的な豪ドルの買い戻しが一巡したところでは売りを再開したい。
豪ドル円予想レンジ:83円20銭(50.0%、BB中心線)~ 82円20銭
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テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
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