ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2017-11

[全般]乱高下は変化のサイン

NY株式市場がここ数日で大幅上昇・下落が繰り返されるなど連日乱高下となるなかクロス円の上昇は継続。欧州や英国などの金融政策転換が近いとの見方から世界的な資金の移動が乱高下に繋がっているとみられる。
東京市場では前日に大幅高となったNY株式市場の流れを継いで日経平均株価が堅調な地合いで始まった。ただ、ユーロやポンドが急速に上昇したことからドル売り圧力が強まりドル円の上値は抑えられた。
欧州市場に入ると米長期金利の上昇によりドル買いが先行。112円前半でもみ合いが続いていたドル円は112円後半まで上昇。
NY市場で発表された1-3月期米GDPが1.4%と予想の1.2%を上回ったことでドル円はこの日の高値となる112円93銭まで上昇。113円台を伺うかと思われた。
しかし、この日は利上げ期待の高まる英国や欧州の株式市場が軟調な地合いとなったことで前日上昇したNY株式市場も一転して大幅下落となった。リスクオフの動きから円の買い戻しが一気に強まりドル円やクロス円が下落。ドル円は高値から1円余り下落した。
一方、低下していた米長期金利は上昇するなどドルの下支えとなりドル円は112円台前半で引けている。
欧州やカナダ、そして英国などこれまで低金利政策をとっていた各国の金融政策の転換を機に世界の余剰マネーの運用先に変化が出始めてきた。
その中でも日銀が今後も緩和策継続姿勢を示しており、各国との金融政策の違いから円を売る動きが活発化している。

これらの動きは始まったばかりであり、急速に売られた円の買い戻しの動きが一巡すれば再び円売りが強まるとみる。
ただ、今日は週末の月末、四半期末、半期末ということもあり調整の動きが入りやすく、今日発表されるPCEコア・デフレーターの結果次第では一段の調整が入る可能性もあり注意したい。

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商号:ヒロセ通商株式会社
業務内容:第一種金融商品取引業
登録番号:近畿財務局長(金商)第41号
加入協会:一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562)

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