[米ドル円]市場の安定と日米金融政策の違い
日米首脳会談を控えた東京市場でドル円は107円を挟んで上値の重い展開が続いた。
欧州市場ではユーロやポンドが下落したことでドル買いが進みドル円は底堅い動きがみられた。
NY市場ではNY株式市場が三指数ともに堅調なスタートとなったことでドル円はこの日の高値となる107円21銭まで買われた。
その後日米首脳会談を直前に控え円買いの動きが強まるとドル円は106円90銭まで下落する場面も見られたが、直ぐに反発。106円台には本邦サイドからの買いもみられた。
貿易赤字是正を訴えるトランプ大統領は通貨に対する圧力をかけてくる可能性もあるが、市場は徐々に織り込み始めている。
NY株式市場が安定する中で日米首脳会談というイベントリスクが通過すれば再び日米金融政策の違いに注目が集まりドル円は上昇に転じるとみている。
トランプ発言により一時的に下押し圧力となる可能性はあるものの、それは寧ろ買いのチャンスと捉えたい。
ドル円予想レンジ:108円00銭(BB上限)~106円70銭
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テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
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