ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2018-11

[全般]FOMC議事要旨と為替報告書でドル円上昇

イタリア財政赤字問題、ブレグジットへの懸念など不安が高まりユーロやポンドが下落する一方で米国利上げ期待の高まりでドルが上昇。また、為替報告書では中国が操作国に指定されなかったことから円安の動きが高まるなどドル円は底堅い動きが続く。
昨日の東京市場では前日のNY株式市場が大きく反発した動きを継いで日経平均株価や上海総合指数も上昇。リスクオンの動きが広がりドル円も比較的底堅い動きが続いた。
ただ、欧州市場ではイタリア予算案がEUに拒否され格付けが引き下げられる可能性が示されユーロが下落。また、ブレグジット協議では合意無き離脱への懸念が広がりポンドも下落しドルは全般に上昇。一方、クロス円の売りも強まりドル円は綱引き状態となった。
NY市場では住宅着工や建設許可件数が予想を大きく下回ったがハリケーンの影響もあり市場への影響は限定的となった。
一方、前日上昇を見せた米国株価が三指数ともに大きく下落して始まるとドル円は一時112円付近まで押し戻された。
しかし、その後株価が急速に回復に向かったことでドル円も再び上昇するなど株式市場の動向に振られやすい状況が続いた。
その後FOMC議事要旨が公開されるとドルは一斉に上昇に転じた。「数人のメンバーが長期的な水準を上回るまで利上げが必要と判断」「経済活動の拡大が続けば追加利上げが適切になる」など、今後も利上げ継続との見方が広がったためだ。
これを受け動きが見られなかった米長期金利は再び上昇に転じるなどドル買いの動きを加速させた。
また、NY市場が引けた後に為替報告書で「中国を為替操作国と認定せず」「主要貿易国に為替操作はなかった」と発表され市場に安心感が広がっている。
NY市場が引けた後だけに市場の影響は今のところ限られている。
ただ、これまでドル円の上値を抑える要因でもあっただけにドル円クロス円全般に買い安心感が広がるだろう。
ブレグジットやイタリア問題などは燻るものの強い米国経済を背景としたドル高は今後も継続するとみる。

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テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

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業務内容:第一種金融商品取引業
登録番号:近畿財務局長(金商)第41号
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