ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2019-10

[全般]米中緊張関係緩和とECB利下げ

中国への関税引き上げ時期を米国が延期したことでドル円は上昇。また、ECBが3年半ぶりに緩和政策に転じたことでユーロ売りが進んだもののその後反発。既に織り込み済みということもあるが全般にリスクオンの動きが継続された。
昨日の東京時間早朝にトランプ大統領が「10月1日予定の対中関税引き上げを15日に変更する」と発表したことでドル円の買いが強まり108円台に上昇。クロス円も全面高となった。中国副首相が10月1日の建国70周年を配慮し米側に延期を求めた為である。
これを受け米中緊張関係が緩和されるとの見方が市場に広がった。
しかし、この日は注目のECB理事会を控えポジション調整と思われるドル円の売りが強まり107円後半に押し戻された。
ECB理事会では中銀預金金利を予想通り-0.4%から-0.5%に引き下げを決定。一旦はユーロ買いも見られたが量的緩和を再開するとの報道で急落。
ドラギ総裁の記者会見では物価や成長見通しを引き下げ「著しい下振れリスクを見込んでいる」と発言。しかし、市場は利下げや量的緩和の効果に対して懐疑的な見方が広がり、ユーロは反発。
また、NY時間に米大統領顧問などが「関税先送りで中国との暫定合意を検討している」との報道でドル円クロス円が上昇。その後、政府高官が「米政権は中国との暫定合意を全く検討していない」との報道でドルが押し戻される場面も見られた。
しかし、「トランプ政権は中国の知的財産権保護や米農産物の購入を受け入れることを条件に関税の延期や税率引き下げを検討している」との報道もあり株式市場は上昇。
米金利も再び上昇に転じたことでドル円クロス円の買いが強まった。
米中貿易摩擦への過度な懸念が後退したことで市場には楽観的なセンチメントが広がっている。
この日発表のコアCPIが予想を上回るなど、米中対立の後退や物価上昇によりFRBの利下げ期待は後退。今日の小売売上にも注目が集まる。
週末ではあるがドル円やクロス円はECBを挟んでガス抜きをしたことで小売売上の結果次第で一段の上昇が見込まれる。

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テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

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商号:ヒロセ通商株式会社
業務内容:第一種金融商品取引業
登録番号:近畿財務局長(金商)第41号
加入協会:一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562)

 

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