ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2019-08

[全般]リスクオンで円安ドル安

米9月雇用統計は雇用者数が予想を下回ったことでドル売りが一気に進んだ。
この日発表された9月の米雇用統計では非農業部門雇用者数が14.8万人増と予想の18万人を大きく下回ったことでドルは一斉に売りが進んだ。同時に発表された失業率は7.2%と予想の7.3%を下回ったものの労働参加率が63.2%と低水準であったことから市場は雇用者数に反応。8月の雇用者数が16.9万人から19.3万人に上方修正されたが7月が10.4万人から8.9万人に下方修正された事で相殺された格好となった。結果、市場は強い雇用増が見込めないという事から量的緩和縮小が当面実施されないとの思惑が高まった。これにより、債券が買われ長期債利回りが低下し、低金利継続期待から株価は上昇。
株価の上昇により市場はリスクオンの動きが高まりドル安と同時にクロス円の上昇から円安が進むという、まさに金融相場が蘇った。
市場は常に極端な方向に傾きやすいものだが、今回もまた同様に債務問題や暫定予算、そして雇用の低迷といった悲観的な見方が支配している。一方で、いずれ緩和縮小に向かうという流れに変化がないことや、米国がデフォルトに向かう事はないという安心感も残る。
確かに、10月の雇用統計は政府機関の閉鎖による雇用への影響は避けられないが、それを先に市場が織り込もうとする動きも既にある。
昨日の雇用統計発表も終わり今後は株式市場や債券市場の動向を観ながら為替相場は方向を探る展開になりそうだ。

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商号:ヒロセ通商株式会社
業務内容:第一種金融商品取引業
登録番号:近畿財務局長(金商)第41号
加入協会:一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562)

 

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