ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2019-08

[全般]米利上げ時期依然混迷

未明に公開されたFOMC議事録はタカ派ともハト派とも取れるもので、市場は今後も米経済指標の結果からその時期を見極めようとする動きが続くだろう。
東京市場は前日までのドル高の流れを引き継ぎ底堅い動きで始まった。東京市場の引け際にユーロはまとまった売りが出て100ポイント近く下落。その後ユーロの買い戻しが入り「往って来い」相場になるなど、欧州市場は荒っぽい動きで始まった。
NY市場ではFOMC議事録公開を控えドル高の動きが強まった。利上げに前向きな内容になるとの見方が広がったためだ。
しかし、FOMC議事録では大方のメンバーから6月までに利上げに十分な確証が得られないとの見方が示されたことでドル売りが強まったものの、その後再び上昇。一部のメンバーによって6月までに十分な景気回復を示す指標が揃う可能性があるとの見方が示されたためだ。
利上げに対して否定的な意見としてはドル高が長期化することや、債券市場への影響、そしてギリシャなど海外情勢への懸念があった。しかし、これらに対して市場はある程度理解した上で利上げを行うとの認識がある。
結果的に、利上げの方向性は変わらないとの見方からドル高は継続している。
一方、株式市場は全般に利上げ時期後退の思惑から冴えない動きとなり、ドル高と同時に円高の動きも進んでいる。
今日は日銀会合が開かれ、景気判断が引き上げられるとの報道もあり黒田総裁発言次第では円高が更に進む可能性がある。また、欧州時間にはドラギ総裁の講演も控えており、追加の量的緩和の可能性が示されるようであればユーロ安によるドル高が進みそうだ。
ただ、市場の注目は最終的に米利上げ時期であり、もう暫く米経済の今後の動向を見極める必要がある。
今日発表の4月の中古住宅販売件数や景気先行指標に注目が集まる。

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商号:ヒロセ通商株式会社
業務内容:第一種金融商品取引業
登録番号:近畿財務局長(金商)第41号
加入協会:一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562)

 

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