ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2020-01

[全般]米利上げ期待とギリシャ不安

ギリシャ問題が山場を迎える中、好調な米国住宅販売件数を背景に米利上げ期待からのドル高が進んでいる。
ギリシャ問題解決のために開かれた緊急ユーロ圏首脳会議に対し、市場は今週中にも合意に至るとの期待感が高まり欧米株式市場は全面高となった。これを受け、リスク回避の動きから円売りの動きが強まり、ドル円は123円ミドル付近まで上昇。
しかし、ギリシャ側と債権者側からの発言は未だにすれ違いが多く、ギリシャ協議が決着するかは最後まで予断を許さない。
一方、NY時間に発表された米5月中古住宅販売件数は5.1%増と予想の4.8%増を大きく上回った。これは5年半ぶりの高い水準という事から市場は米国早期利上げ期待から長期金利が上昇。ドルは全面高となった。
株式市場も三指数ともに上昇するなど利上げに対してのアレルギーは感じられなかった。株式市場では景気回復による期待と同時に利上げ後も緩和政策を維持するとの楽観的な見方が広がったと考えられる。

イエレンFRB議長は株式や債券市場が過度に反応する懸念を示していただけに、今回のような市場の動きは利上げ環境が整い始めたことを示すものだ。
ギリシャ問題は25-26日の首脳会議に持ち越されるものの、一先ず6月末の支援に近づいているとみられる。ただ、今回債権者側からの支援が得られたとしても、今後もギリシャ問題は継続することから、市場の反応は限定的とみられる。
結局、市場の主役は米ドルであることに変わりはなく、市場の米長期金利や株価動向への注目度は高い。
今日のNY時間に発表される新築住宅販売件数が中古住宅販売と同様に予想を上回るようであれば、更に利上げ期待が高まり長期金利上昇によるドル買いが強まるとみる。
反対に、予想を下回ったとしても今の市場のセンチメントではドルの下落は限定的とみる。

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商号:ヒロセ通商株式会社
業務内容:第一種金融商品取引業
登録番号:近畿財務局長(金商)第41号
加入協会:一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562)

 

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