ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2017-08

[全般]ドルショートの巻き戻し

週明け東京市場では先週過度に下落したドルの巻き戻しの動きが強まり、海外市場でもその動きは継続している。
先週末に発表された米7月CPIが予想を下回ったことから米利上げ観測の後退によるドル円は一時108円台に突入したが、連休明けとなる東京市場ではその買い戻しの動きがみられた。
ドル円は109円前半からミドル付近に上昇。一方、日経平均株価は軟調な地合いで推移したことで上値も限定的となった。ただ、東京市場が終わったところでポンペオCIA長官やマクマスター大統領補佐官が「核戦争の間際にあることを示す情報はない」と発言して北朝鮮リスクが後退。米長期金利が上昇したことも重なりドルが全般に買い戻しの動きが加速した。
NY市場では北朝鮮リスクによる緊張が緩む中でNY株式市場は三指数ともに上昇。
また、ダドリーNY連銀総裁が「9月にバランスシート縮小という市場の見方は不合理ではない」「経済が予想通りに展開すれば年内にもう一回の利上げを支持」など、タカ派発言からドルが上昇。ドル円は109円後半に押し上げられた。
北朝鮮の地政学的リスクは常に燻るものの、市場の緊張は長く続くものではなく、そろそろ巻き戻しが入り始めている。また、FRBの利上げ観測も物価動向が懸念されるものの、バランスシートの縮小により市場の混乱がみられないようなら粛々と利上げは実施されるとみている。
夏休みモードで市場の参加者は少なく上下に振れやすい状況にある。
今日のNY市場で発表される米小売売上次第ではドルの買い戻しの動きが一段と強まりそうだ。

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[全般]北朝鮮リスクと米利上げ予想

先週は北朝鮮と米国との軍事衝突の可能性が高まるなど一触即発の緊迫した状況が続く中でリスク回避の円高が進んだ。また、複数のFOMCメンバーがインフレ目標達成に懐疑的な発言が続く中で週末発表された米7月CPIが予想を下回った。年内の利上げに対する懐疑的な見方が広がりドルの上値を抑えるなどドル安円高の動きが強まりドル円は108円台になるなど4月20日以来となる安値を付けた。
今週も北朝鮮の脅威が継続する中でリスク回避の円高に反応しやすい状況が続く。また、12月利上げの可能性が後退する中でドルの上値は依然として重い。8月は急速に円高に振れることが過去何度かあり、そのイメージが相場に影響し、今回の北朝鮮問題に対して悲観的な見方を一層高めているようだ。
市場は全般に夏休みモードに入っており流動性も低下する中でドル売りポジションがだいぶ積み上がっているように見える。これまでの円ショートポジションもだいぶ巻き戻しが入った感もある。
やや悲観的ムードに傾き過ぎているところから、少しでも北朝鮮脅威が後退するような材料や、利上げに前向きな指標や発言が出れば一気にドルの巻き戻しが入る可能性もある。
過度な相場の傾きは必ずその反動は出るものだ。
ただ、トランプ大統領のロシアゲート疑惑も大陪審が設置され、マナフォート元選対会長の家宅捜査が入るなど、こちらも緊張状態が続く。
ドルの巻き戻しが入ったとしても再びドル売りが待ち構えている状況は変わらない。

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[全般]北朝鮮脅威とトランプリスク

早朝に開かれたニュージーランド中銀RBNZ政策会合ではNZドルが発表後上昇したものの、その後介入警戒感から下落に転じた。
東京市場では北朝鮮への警戒感から円高が進んだものの、連休を前に買い戻しも見られたが上値の重い展開が続いた。
欧米市場では米長期金利が低下したことや株式市場が下落して始まったことでドルは全般に下落傾向が続いた。
この日発表された米7月PPIコア指数が-0.1%と予想の0.2%を下回ったことや新規失業保険申請件数も予想以上に増加したことなどを嫌気した格好だ。
北朝鮮が先日弾道ミサイルを発射したことに対してトランプ大統領が「これ以上脅かせば炎と怒りに直面する」とけん制すると北朝鮮は昨日「中距離弾道ミサイルを米領のグアムに向けて4発発射することを8月中旬に策定する」と発表。これを受け円高の動きが強まりドル円は109円前半まで下落。また、トランプ氏の元選対会長の自宅にFBIが家宅調査に入ったことでロシアゲート疑惑への警戒感が広がりドルは上値の重い展開となった。
北朝鮮の脅威に加えトランプ政権への不透明感がドル売り円買いの動きを強めている。8月はこれまで何度か円高が進んだ経緯もあり今年もその動きが強まるのではといった思惑が広がっている。
日本の連休中に投機筋がドル売り円買いで仕掛けてくる可能性もありポジション管理には十分注意をしておきたい。特に本日NY時間に発表される米7月消費者物価指数はFRBが今後の利上げに大きく影響するもので大きく動き出す可能性が高く注目が集まる。

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[全般]北朝鮮リスク意識

前日北朝鮮がミサイル搭載の小型核弾頭を開発したとの報道で市場のリスク回避の動きが昨日も相場の重石となった。

昨日の東京市場では北朝鮮の地政学的リスクが懸念される中でNY市場からの流れを継いで日経平均株価が下落。ドル円も110円を割り込むなど円高の動きがクロス円でも強まった。
欧州市場に入ってもリスク回避の流れは変わらず、欧州株価下落や米長期金利の低下によりドル円は109円ミドルまで下落した。
前日に引き続きNY株式市場も三指数ともにさえない展開で始まる中でユーロにまとまった売りが出て急落。ドルの買い戻しが全般に強まりドル円も110円台に押し戻された。下落したユーロもその後は買い戻しが入り下落前のレベルに戻るなど投機筋の動きが目立つ一日となった。
市場は夏休みモードに入っており流動性が低下していることからちょっとした仕掛けに動きやすくなっている。特に北朝鮮リスクが燻る中で円や金といった安全な資産に資金が流れやすくなっている。
昨日はFOMCでの投票権を持つエバンス・シカゴ連銀総裁が「最近の弱いインフレ見通しに疑問、9月にバランスシート縮小は妥当」と発言。ハト派で有名な総裁も9月のバランスシート縮小に前向きな姿勢を示したことはコンセンサスが一致していると思われる。
ただ、利上げに関しては物価次第ということだけに、今日のPPIや明日のCPIに注目が集まる。
薄商いのため往って来いになりやすく短期取引に徹したい。

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[全般]北朝鮮の地政学的リスク高まる

先週末に発表された雇用統計でドルは上昇したが、上値の重さが寧ろ意識されじり安となった。雇用の改善がみられてもドルの上昇幅が少ないということから東京から欧州市場にかけてドル売りが強まった。
しかし、NY市場に入ると一転。米長期金利が上昇したことでドルは全面高となり110円前半に押し戻されたドル円も110円後半に反発。特にユーロは100ポイント近く下落するなど、ドルの巻き戻しの動きが強まった。
ところが、その後北朝鮮がミサイル搭載の小型核弾頭を開発したとの報道でドルは再び下落に転じた。上昇していたNY株式市場も三指数ともに下落しマイナスで引けるなど北朝鮮の脅威が市場を翻弄した格好だ。
しかし、北朝鮮の核弾道ミサイルが既に開発されていることは市場もある程度織り込んでいるものであり、ポジション調整のきっかけにされたような感もある。
市場は夏休みモードの中で流動性が低下しており、ちょっとした材料に過剰に反応しやすくなっているようだ。
市場のドルショートと円ショートポジションはかなり積み上がっていることから、調整の動きとみる。ただ、クロス円などの動きを見ると円安ドル安のトレンドは明確に出ていることから調整一巡後は再びドル売り円売りの動きに戻るとみる。
地政学的リスクというのは短期間で戻ることが多くみられ、ドルの底を見極めたうえで買いを入れてみたい。

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[全般]夏入り相場で動意乏しい中

昨日は特に目立った材料もなく夏休み相場に突入したような動意の乏しい動きが続いた。
週明け東京市場では先週末に発表された米雇用統計が好調な結果を示したことを受けドル円やクロス円は全般に高値圏でのもみ合いが続いた。
欧州市場に入ったところでユーロが上昇する場面も見られたが最終的に元のレベルに戻る往って来い。短期筋のユーロショートの炙り出しが入ったとみられる。
NY市場でも様子見気分の強い中で株式市場は三指数ともに上昇。雇用統計の結果から好調な米国経済に対して賃金伸びの鈍化がみられることから利上げペースが慎重になるとの見方が株価を支えた模様。
この日はブラード米セントルイス連銀総裁が「最近のデータはインフレ率の目標達成に疑問」「金利を現行に据え置くことが最善」と発言したが市場への影響は見られなかった。
先週の雇用統計が終わり、当面大きなイベントは8月下旬に開かれるジャクソンホール会議まで何も見られない。次のテーマが出るまでは動きにくい状況が続くと思われる。
トランプ政権への不透明感は燻るものの、当面議会も夏休みで材料は出にくい。材料がないということは寧ろ安定感から金融相場に傾きやすくなる。
安定相場はリスクオンの動きが強まることが多く、円売りの動きが少しずつ強まるとみている。

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登録番号:近畿財務局長(金商)第41号
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