ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2018-10

[米ドル円]リスク回避の円安継続

(米ドル円日足)


この日の日経平均株価は前日の大幅下落から一転。大きく反発したことで111円70銭付近で推移していたドル円も上昇に転じた。
結局テクニカル的に強いサポートとみられていた111円ミドルを割り込まなかったことから底値の堅さが確認された格好だ。
依然として為替条項の要求や貿易摩擦、ブレグジットやイタリア問題など円高に振れる材料は燻るものの、一先ず買い安心感が広がった。
まだ荒っぽい相場展開が予想されるものの時間の経過とともにリスクオンの動きが強まるとみている。
上値目途としてはフィボナッチ38.2%戻しとなる112円70銭。このレベルにはボリンジャーバンドの中心線が位置することから意識される。

ドル円予想レンジ:112円70銭(38.2%、BB中心)~111円90銭

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[ポンド米ドル]ブレグジット協議への期待と不安

(ポンド米ドル日足)


昨日のロンドン市場でポンド買いが先行。メイ首相はブレグジット交渉で「なお合意は可能だ」と発言。また、トゥスクEU大統領は「メイ首相の提案は難局を切り開く可能性」などと発言。EU当局者は「メイ首相とブレグジット協議を17日に予定」とするなど市場の期待が高まりポンド買いに繋がった。
しかし、依然として協議の行方は不透明感が漂う中でポンドの上値は限定的とみる。
1.32後半にはボリンジャーバンドの上限が位置し、9月の高値でもある。
先週末には1.3275で上値が抑えられたことでダブルトップを形成した可能性もある。
短期的に戻り売りスタンスで臨みたい。

ポンドドル予想レンジ: 1.3220~1.3120(BB中心、38.2%)

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[豪ドル円]中国経済とリスクオン

(豪ドル円日足)


昨日の東京時間に公開されたRBA議事要旨では「次の金利の動きは引き上げとなる可能性が高い」とのタカ派的な内容と同時に「直近の豪ドル安は豪州経済の支援になっている」としたことで市場への影響は限られた。しかし、その後日経平均株価が大きく反発すると円安が進み豪ドル円は80円台に上昇。その後利食い売りなどに押されたものの欧米市場でも株価が軒並み上昇し80円20銭付近まで買いが進んだ。ユーロやポンドが上昇したことも豪ドルを押し上げた。
この日発表された中国のPPIが予想を上回り上海総合指数も小幅な下落にとどまるなど市場に安心感が広がっている。
円安を中心に豪ドル円は今日も底堅い動きが期待でき、押し目買いを狙っていきたい。

豪ドル円予想レンジ:80円80銭(BB中心、50%)~79円80銭

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[全般]同時株高で一転リスクオン

先週の同時株安から一転して同時株高となり円は全面安となった。米経済指標や米企業決算が予想を上回り市場のセンチメントは楽観的なムードへと変わった。市場の不安心理は依然として残る中で神経質な相場展開が予想されるもののチャンスが巡ってきたとみる。
昨日の東京市場では日経平均株価が上昇。上海総合指数も小幅な下落にとどまったことからドル円は堅調な地合いで推移。また、早朝に発表されたNZのCPIが予想を上回りNZドルが上昇。NZドルはこれまで市場の先行指標として相場をリードすることが多く、今回も同様な動きとなった。
欧州市場では17日にメイ首相とEUとの協議が予定されておりブレグジットへの期待が高まる中でポンドが上昇。クロス円も全般に買いが先行した。
NY市場では株式市場が三指数ともに大幅上昇となったことからリスクオンの円安が進行。ドル円は112円30銭付近に上昇するなど円全面安となった。
NY市場では鉱工業生産が0.3%と予想の0.2%を上回り米企業の決算内容もよかったことなどからNY株式市場は三指数ともに大きく反発。市場には楽観的なムードが広がりドル円は112円30銭付近まで上昇して引けている。
先週の世界同時株安の動揺は一先ずこれで終了。調整の動きは一巡し強い米経済によるドル高の流れに戻りつつある。
ただ、ブレグジットやイタリア財政問題、そして貿易摩擦や為替問題などの懸念材料は残る中で一時的に乱高下しやすい相場展開は続く。

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[米ドル円]円買い材料も出尽くし観

(米ドル円日足)


ムニューシン財務長官が為替条項を日本にも求めるとの発言を受け週明け東京市場でドル円は上値の重い展開が続いた。日経平均株価や上海総合指数が大きく下落したことでリスク回避の円買いが進んだ。ドル円は一時111円63銭まで下落。このレベルはフィボナッチ61.8%戻しであり下げ止まった。
欧州市場ではユーロやポンドが対ドル対円でも上昇したことでドルが下落したものの同時に円売りの動きも重なりドル円は112円手前まで反発。
しかし、NY株式市場が三指数ともに下落したことからドル円の上値も抑えられて引けている。ブレグジット問題やドイツ与党の弱体化、そしてイタリア予算問題、貿易問題など不安材料が円買いを促す要因となっている。世界同時株安が不安感を更に強めることとなったが、株式市場も落ち着きを取り戻しつつある。
時間の経過とともにドル円の買い戻しの動きが強まるとみている。
下値目途としては111円50銭に一目の雲の上限があり、そのすぐ下の111円40銭にはボリンジャーバンドの下限が位置する。
このレベルを下回るようであれば110円を割り込むリスクが高まる。

ドル円予想レンジ:112円30銭~111円50銭(雲の上限)

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[ユーロ米ドル]ドイツ与党弱体化への懸念

(ユーロ米ドル日足)


週末に行われたドイツバイエルン州議会選挙で与党CSUが歴史的な大敗となったことを受けメルケル政権への懸念が拡大。週明け東京市場でユーロは下落して始まった。しかし、欧州市場でドイツの株式市場が上昇して始まるとユーロの買い戻しからスタート。既に先週末に売り込まれていたことから買い戻しの動きが目立った。
しかし、イタリア予算案を巡りEUの対応も懸念されるなかで先週末の高値1.1610の手前の1.1606で押し戻されるなど目先の上値の重さを確認した格好だ。
このレベルはボリンジャーバンドの上限レベルであり意識された。
このレジスタンスを上抜くにしても一旦は下押しが必要だ。
下値目途としてはフィボナッチ50%戻し1.1520付近か61.8%戻しの1.15ドル付近であり、下げ止まりを確認してから買いを入れていきたい。

ユーロドル予想レンジ: 1.1610~1.1520(50%)

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[カナダドル円]業況調査、タカ派的

(カナダドル円日足)


ムニューシン財務長官が為替条項を日本にも求めるとの発言を受け週明け東京市場でカナダドル円は軟調な地合いでスタート。
NY株式市場が軟調な地合いで始まるとカナダドル円はこの日の安値となる85円57銭まで下落。
しかし、その後7-9月期業況調査が予想以上にタカ派的となったことからカナダドル買いが一気に進み86円38銭まで上昇。結局往って来いとなった。
カナダドル自体はNAFTA交渉合意後堅調な地合いで推移しており円買いの動きが止めば再び上昇に転じるとみる。
ボリンジャーバンドの下限がサポートとなっており中心線は上昇トレンド継続。
目先の上値目途としてはフィボナッチ38.2%戻しの87円00銭からボリンジャーバンドの上限となる87円20銭が意識される。

カナダドル円予想レンジ:87円00銭(38.2%)~85円70銭

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[全般]不透明感漂い円上昇

週末にムニューシン財務長官が為替条項を日本にも求めるとの発言から円買いの動きが先行。また、英国ブレグジット協議が難航していることやドイツ与党の州議会選挙での敗北など市場には不透明感が広がりドル円の売りが強まった。
週明け東京市場では週末にムニューシン財務長官がTAG為替条項を日本にも求めるとの発言を受け日経平均株価が大幅安となりドル円は下落幅を拡大。約ひと月ぶりの安値レベルまで下落した。麻生財務相は為替の話はTAGではなく財務大臣間で話し合っていくと決まっていると発言したが影響は限定的となった。
英国とEU によるブレグジット交渉が行われていたが暫定合意案は合意に至らなかったことで週明けシドニー市場でポンドは下落して始まった。しかし、市場には最終的に合意に至るとの期待も根強くポンドの買い戻しが強まった。
また、週末行われたドイツのバイエルン州議会選挙では与党が歴史的大敗を喫したことでユーロも下落して始まったがこちらも買い戻されて引けている。
NY市場では株式市場が三指数ともに下落したものの先週のような大きな混乱は見られず比較的落ち着いた動きを保った。米長期金利も依然高止まり状態となるなど先週のような混乱は見られなかった。
株価急落の余韻が残るなかで悪材料に反応しやすいものの回復基調に戻り始めている。
時間の経過とともに株や為替市場でその反動が強まるとみる。

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