ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2017-03

[米ドル円]最安値下回る

(米ドル円日足)


東京市場でドル円は112円25銭付近に押し下げられて始まったものの、その後は買いが優勢となり112円85銭まで上昇。方向感はないものの底堅い動きが目立った。しかし、欧州市場に入るとユーロやポンドの上昇によるドル安の動きが強まり、ドル円は下落に転じた。
NY市場では原油価格が再び1バレル48ドルを割り込み、NY株式市場が三指数ともに大きく下落した。リスクオフの動きから円買いの動きが強まった。また、米長期金利が低下したことでドルが下落するなど円高ドル安の動きとなってドル円は2月7日に付けた安値111円60銭を下回る111円55銭まで下落。そのまま安値圏での引けとなった。
本日の東京市場では日経平均株価が下落して始まるとみられ、ドル円も上値の重い展開が継続するとみられる。米国政治リスクを背景とした不安感が上値を抑える。
111円ミドルはフィボナッチ38.2%戻しレベルでありボリンジャーバンドの下限も位置することから、このレベルは強いサポートとなる。
このレベルで下げ止まるようなら上昇の機材となるが、今の地合いを見ると一段の下値を探りに行きそうだ。
市場のセンチメントが変わるまでは戻り売りが優勢となりそうだ。

ドル円予想レンジ: 112円30銭~111円00銭

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[ポンド米ドル]物価目標を上回るCPI

(ポンド米ドル8時間足)


昨日のロンドン時間に発表された英国2月CPIが年率で2.3%と予想の2.1%を上回った。BOEの物価目標2%を上回ったことでBOEの利上げ期待が高まりポンドは急騰。今月29日には英国がEU離脱通知をすることが前日に決定。ポンドが売られる場面も見られたが小幅で止まったことも買い安心感を与えたようだ。
また、米長期金利が低下したことでドル安が進んだこともポンドの更なる押し上げ要因となっている。
既に昨年6月から売られていたポンドだけに、ここから更に売り込む材料に乏しい。EUとの交渉も今後2年間という長期マラソンとなることから、市場では目先の利上げ期待によるポンド買いが優勢となっている。
ポンドドルはフィボナッチ61.8%戻しの1.2480ドルを上抜けたことから次の上値ターゲットは2月24日に付けた高値1.2570ドル付近が意識される。

ポンドドル予想レンジ:1.2570(2月24日高値)~1.2400

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[豪ドル米ドル]短期的なダブルトップ

(豪ドル米ドル4時間足)


昨日の東京時間に発表された豪州住宅価格指数は予想を上回るものとなった。また、そのすぐ後に公開されたRBA議事要旨では住宅市場のリスク増大が指摘されるなど、豪ドルにとっては買い材料となった。しかし、豪ドルドルは強いレジスタンスである0.77ドルミドル付近で利食い売りが先行。結果的に豪ドル売りに押されて0.77ドル付近に押し戻された。
その後は米長期金利の低下によるドル売りが強まると再び豪ドルドルは前日の高値とほぼ同レベルの0.7750ドルを付けたところで再度売りが入り下落。0.7680ドル付近まで押し戻されるなど、目先0.77ドルミドルのダブルトップを付けた格好となった。
しかし、豪ドルの買いの勢いはまだ継続しており調整の売りとみてよいだろう。
下値目途としてはフィボナッチ38.2%戻しの0.7650ドルが意識される。

豪ドルドル予想レンジ:0.7750~0.7650(38.2%)

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[全般]オバマリスクの高まり

昨日は特にこれといった材料がない中でドル安円高の動きが強まった。
東京市場では特に目立った材料のない中でドル円は112円ミドルから後半でのもみ合いが続いた。しかし、欧州市場が始まりユーロを中心にドル売りが強まる中で英国2月CPIが発表。結果は年率で2.3%とBOEの物価目標の2%を上回ったことで利上げ期待の高まりからポンドが上昇。これにつれてこれまでのドル売りの動きが加速。
NY市場では原油価格が再び48ドルを割り込んだことや、NY株式市場で三指数ともに大幅安となったことでリスクオフの円買いの動きが強まった。同時に米長期金利が低下したことからドル安円高の動きが強まるとドル円はこれまでの安値を下回る111円55銭まで下落。そのまま安値圏で引けている。
先週は複数のビッグイベントが終了したことで当面大きな動きはないとの見方が広がっていた。しかし、株安ドル安円高といった動きの背景にはトランプ政権への不信感があるとみられる。
前日に行われたコミーFBI長官の公聴会でトランプ氏とロシアとの繋がりの調査をしていることが明らかとなった。しかし、その詳細が示されておらずトランプ政権へ不安が拡大。明日の議会でオバマケア代替法案に対する投票が難航するとみられ、そうなれば税制改革やその他の運営が進まなくなるとの懸念も高まる。
元々このような不安は付きまとっていたものの、実際にトランプ政治がスタートすることでその不安は現実なものとなりつつある。
これが一時的なものなのか、或いは今後も継続するようならドル安円高は始まったばかりという事になる。
流れが見えてくるまでは一先ずポジションは縮小しておきたい。

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[米ドル円]米長期金利に連動

(米ドル円時間足)


週明けアジア市場は東京市場が休場という事から薄商いのなかドル円は前週末の流れを継いで上値の重い展開で始まった。ただ、週末に行われたG20財務大臣・中央銀行総裁会議ではこれまで同様「通貨の競争的切り下げ回避」の文言が残されたことで、ドル円にとっては安心感が広がった。
欧州市場が始まると米長期金利が上昇したことでドルは全般に買いが強まりドル円は112円90銭まで上昇。しかし、NY市場に入ると長期金利は低下しドル売りが再開。ドル円は112円50銭まで押し戻された。しかし、アジア市場で付けた安値112円46銭に届かなかったことで下げも一服感が漂う。
今日は特に目立った材料もなく大きな動きは期待できないが、先週からの売られ過ぎた反動がどこかで見られるかもしれない。底値の堅さが確認されるようなら買いを仕込んでいきたい。

ドル円予想レンジ: 113円10銭~112円00銭

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[ポンド米ドル]EU離脱通知決定も織り込み済み

(ポンド米ドル8時間足)


昨日のアジア市場ではドル安の動きが続く中でポンドは底堅い動きで始まった。ロンドン市場では英国がEUからの離脱を今月29日に通知することが決定。ポンドは1.2430付近から下落に転じ100ポイント下の1.2330付近まで売り込まれた。しかし、先週末の安値1.2320が意識され下げ止まった。
月内でのEU離脱を既に市場は織り込んでおり、ポンド売りはこれで一巡したとみる。EU離脱による英国の今後の負担などは既に昨年6月のブレグジットショックである程度織り込んでいる。ここにきてBOEの利上げ観測が高まる中で押し目買いの動きが強まりそうだ。上値目途としては61.8%戻しの1.2480が意識される。

ポンドドル予想レンジ:1.2480(61.8%)~1.2320

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[豪ドル米ドル]今年の高値超える

(豪ドル米ドル日足)


先週のFOMC結果を受け豪ドルは大きく上昇に転じ、その流れが週明けアジア市場でも継続。欧州勢が入るとすぐに0.7725付近の損切りを巻き込むと豪ドルは今年最高値となる0.7748まで上昇。その後は米長期金利の上昇などから0.7715まで押し戻された。しかし、NY市場では再び米長期金利が低下すると豪ドルの下げ幅は縮小。再び上昇に転じるなど豪ドルはこの日の最強通貨の一つとなった。
0.77ミドルは昨年後半から何度か押し戻されているレベルであり意識される。しかし、今の豪ドルの動きをみると上値を抜いて行く勢いがある。

本日は9時半にRBA議事要旨が公開されるが、現行の緩和政策継続が示されるだろう。市場が豪ドルに対するネガティブ材料として捉え、豪ドル売りが強まるようなら寧ろ買いのチャンスとみてよさそうだ。

豪ドルドル予想レンジ:0.7780(16年11月8日高値、BB上限)~0.7690

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[全般]気の抜けた相場展開

週明けアジア市場は東京市場が休場という事もあり動意の乏しい動きが続いた。欧州市場では米長期金利が上昇したことでドル買いが先行。しかし、それも長続きはせず、NY市場が始まると長期金利が低下しドルは押し戻された。
英国はEUからの離脱通知を3月29日に行うのを決定したことでポンドは上値の重い展開となったが全般に静かな動きとなった。また、この日はエバンズ米シカゴ連銀総裁が「今年3回以上の利上げも可能」と発言。一方で、前回のFOMCで唯一利上げに反対票を投じたカシュカリ米ミネアポリス連銀総裁が「利上げを急ぐ必要はない」「その前にバランスシートの縮小をすべき」と発言したが、双方ともに市場への影響は限られた。
株式市場も含め相場全体に様子見気分が広がっており、方向感の欠ける動きが続いた。
先週は多くのイベントをこなしたことで気の抜けた相場展開がみられる。
今週はイエレン議長をはじめFOMCメンバーの発言が多く聞かれそうだが、市場は緩やかな利上げが既に織り込まれている。ハト派的な意見には反応せず、タカ派的な発言に反応しやすい状況とみる。
先週はドルが売られ過ぎた観もあるが、それだけに買いには慎重な姿勢がみられる。
目先はドルよりもユーロやポンドなどに市場の注目が集まりそうだ。

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